北も南も開け放した窓から流れる早朝の冷気が一瞬
わたしを森に置いた
一瞬
ここはどこだろう
森だ
わたしは自分が今散歩してるのかと思った
こんなに自由に軽く動く足でわたしが歩いている
木々の匂い
朝露に濡れそぼった葉の匂い
草いきれ
湿った土
立ち込める土の匂い
簡単なサンダル履きの素足に伝わる
土の冷たさとざっくりとした土を踏む感触と音
陽はまだ遠くにあって
ここにはその影だけが薄っすらとミストになって漂うだけ
近くにはつかず離れず木々の間に間に静かな君の姿必ず
薄暗い外気の世界
一瞬の気のワープ
愛とはこうにも
死ぬことでしか成就しないものなのだろう。
09.5.27 am5:38
わたしを森に置いた
一瞬
ここはどこだろう
森だ
わたしは自分が今散歩してるのかと思った
こんなに自由に軽く動く足でわたしが歩いている
木々の匂い
朝露に濡れそぼった葉の匂い
草いきれ
湿った土
立ち込める土の匂い
簡単なサンダル履きの素足に伝わる
土の冷たさとざっくりとした土を踏む感触と音
陽はまだ遠くにあって
ここにはその影だけが薄っすらとミストになって漂うだけ
近くにはつかず離れず木々の間に間に静かな君の姿必ず
薄暗い外気の世界
一瞬の気のワープ
愛とはこうにも
死ぬことでしか成就しないものなのだろう。
09.5.27 am5:38