別に頼んだわけでも好んだわけでもないのにたまたま日毎に魂が削られていく真っ黒い歪な心的な病的な裂け目が沢山ある家で生まれた経験も無い
針のむしろの部屋で心とか気持ちとか感情とか人間性とか性格とか資質だの素質だの意思だの意識も無意識も大きなプレス機にべチャべチャのペチャンコに毎日毎日来る日も来る日も圧縮されながら潰されながら宛ら血まみれにアスファルトの上に臓器を叩き付けられて内面とかは毎日死に続けるもの?な育てられ方的な経験も無い
生か死かの選択肢以外持たない落ちたら死ぬ険しく尖がった稜線の上でしか生活したことのないような経験も無い
そんなお偉い素敵な素晴らしい有名な無名な人の心がいろいろと解っちゃうらしい大した方々が其処此処で何かおっしゃっていらっしゃる
お幸せで
何よりです
わたしは個人的に
余りにも大き過ぎる差異を覚え
ちゃんちゃら可笑しくて
屁も出やしません
ひとたびフォーカスずらしたら
何の経験も無い
に等しい方々が
大仰に
教えるとか癒すとか導くとか
大した成果をお持ちのようで
何よりです
人の
幸せ
真実
事実
本当の、云々
実績の、諸々
何よりです
素晴らしいですね
救われる癒される目覚める真実を知る方々がどんどん増えていって
何よりです
良いことをしてらっしゃる
何よりです
分かち合ってください
幸せですね
何よりです
ええわたし
根枯れと思い込んでいる人生分の頑強意固地なヘソ曲がりのいじけ根性ナシです。
2014.8.21 am7:16
f 孔の中から街角を見ているような
その、暗闇の中にいるような
住んでるような
むしろ居られたらいいのに
家と
畑と土と海と
野菜と釣りと
人の好い近所のおばさん
良いと思います羨ましいとも思う
明るく健康な太陽の匂いがしますね
日に
当たり過ぎやしませんか
わたしは
出来るものなら
太陽光なんて一切遮断して
f 孔の中の塵になりたい
2014.8.19 am4:43
コンバスがわたしを
支えている
コンバス以外に
根幹が落ち着けるものは何もない
コンバスを弾いている時
わたしは在る
触感を伴う時空の塊りに
ちゃんと
置かれている
存在は
確証している
不健全極まりなく萎れた脆弱ヨレヨレの
痛いだらけの心身の
足は大地に
脳は
草原の空気を
吸う
芯が腑に落ち
わたしは安堵して
弓を弾く
一日の中のほんの
いっ時
コンバス以外内奥の底には
何もいらない
人も
心も
生活も
無ければいいのに
だからって誰もわたしから
コンバス取らないで
抜け殻を生かし続けるのは
死に続けるのと同じこと
その音にわたしが
支えられている
コンバスの
低い音
許しに腰を下ろし全身が緩和に横たわる唯一の
慈悲の音。
2014.8.9 am0:33
君は本当は
待っているの?
わたしは
留めているの?
君を本当に
抱きしめてあげたいのに
わたしは永遠に
離れなきゃいけない?
わたしこそが
戻らなきゃいけない?
わたしは君を
縛っていますか。
轢かれた仔猫の骸は悲し過ぎて
わたしは思わずブレーキに足が掛かる
センターラインの上に横たわった小さな体は
痛みと苦しみと恐怖と不安と心細さと
親猫を求める恋しさと
親猫を呼ぶ声にならないか細い泣き声と
どうしてあんなところであんな風に死ななきゃならない
わたしはごめんねって言うことしか出来ずに通過するだけ
あの子の上に重なったのは
わたしですか?
「僕が代わりになればよかった」
わたしが駅に行けばよかった
その日のうちに行けたのに
朝の続きができたのに
君の声を
聞けたのに
傍に
居てあげられたのに
誰の死より
君の死だけが
痛い。
2014.8.8 am5:10
天井の下
俯瞰で見ているわたしは概ね笑っている
体の中からカッと眼を見開き凝視する視線の先は
虚だ
まるで
宇宙のようですね
今日は
クスリが効いていてスッと立てました
人は
要りますか
細い線でぶら下がって
落ちたら骨折しても地には着く
この先何十年の責務を全て拒否して上に
上に
飛んだら二度と戻れない
何もかも終わることだろう
わたしは
生きますか
地平近くのイビツな月の予感に
入ってしまいたいというのに。
2014.8.7 am2:45
わたしは〇〇ちゃん(下の名前)になる
にわかに心地の良い
時折り自分のことを
〇ーちゃんって言ってしまうぽっと口をついで出てくる
出てきた瞬間気づくけれど
やっぱり心地よく楽しい気分になって
ほっとく
日常に一切関係なく
思い出すことすら追い遣って
笑って
話して
ダメなわたし、駄々っ子のわたし、バカなわたし
笑顔で受け入れられる
ほんの
いっ時の事
もちろん絶えず俯瞰で眺めている自分もいる
家に戻ったら何の変化もない見覚えのあるそのままの日常の
待っていたよと
悲しい程に手ぐすね引いて良いも悪いも丸ごとわたしは出迎えられ絡め取られ役割は問答無用に雪崩れ込み楽しさも笑顔もお喋りも
陽炎
そのギャップこそがわたしであると
覚える
猫が寝ている
猫が寄ってくる
歩くわたしの足元に纏わりついて足の悪いわたしはよろける
その都度痛みが増す
半ば蹴飛ばしながら歩く
また痛くなる
それでも猫は離れない
いつものことだ
わたしは猫が大好きで
わたしは、楽しく笑って過ごすいっ時を、乞い、願う
さわやかな風の中で
さわやかな風を見て
さわやかな風を感じ
さわやかな風に触れ
さわやかな風に、なりたい。
2014.8.4 am1:44