詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

こんな空

2007年09月30日 | こころ寄り

P9250352

こんな空に
吸い込まれて死んでしまえたらいいのに

何もかもが無だからちょうどいい
わたしも無
心も無
空も無
青が無

きっと溶けていけるだろう
一体となれるだろう
抱かれていられるだろう

時間は無いだろう
距離も無いだろう
眠りにつけるだろう

笑って逝けるだろう
おやすみを言って
逝けるね

こんな空を見たらわたしがきっとおはようって言っているから
あなたはいつでもおはようって言ってね
おはようのわたしになるから

安心したい
それだけ。

2007.9.30 am5:37


ない

2007年09月26日 | うたかた 2007

本が読めない活字が終えない
二行が限界

ギターが弾けないコンバスも始められない楽譜に向かえない音符を追えない
一つの音も

好きだった音楽さえ聴けないというのに
興味あるはずの事柄に心が一つも動かないというのに

故障した手が痛む
書きたい欲求が止まらない

一番言えるはずの人に
言えない

消えたいのに
死ぬことも出来ない。

2007-09-26 16:50


過食

2007年09月25日 | うたかた 2007
最後の逃避、過食。

苦しくて座っているのも難儀。

そして太る。

すでに随分と痩せにくい体。

全てにおいて自己嫌悪。

加速するストレス。

こらえきれず逃げ込む。

その先は過食。

結果は肥満。

悪循環の

堂々巡り。
2007.9.25 pm12:40

最後には

2007年09月25日 | うたかた 2007

どんなに自分がダメだと思っても
どんなに自分はあなたに相応しくないと思い詰めても
どれほどこの崩れた体を目の当たりにしても

やっぱりあなたが好き

それは何ら変わることなく
それどころか
本当に日々目が覚めるたびに新たな恋をしているみたい
毎日子供のように無邪気にあなたを好きな自分に出会っているの

親を請う子供のようにあなたを請い
子を慈しむ親のようにあなたを願い
恋する女そのままにあなたを求める

最後にはどうしても
あなたが好き
な自分だけが残ってしまうの

あなたが好きなだけ
なわたし

何故あなたは
わたしをこんなにも許してくれるの?

わたしの純粋な
架空の夢。

2007年09月13日 11:06
A氏の作品に


言えない

2007年09月25日 | うたかた 2007

だって言えない
一緒とか 将来とか
今更のわたしだものそんな図々しいこと
身の程知らずなこと

厚顔無恥
厚顔無恥

あなたの人生に係わること
それをわたしなんかの為に乱してはいけない
わたしが所以であなたの人生に重い石を投げてはいけない
そんなことしちゃいけないそれは出来ない

あなたの人生の根幹にわたしが踏み入ったりしたら
あなたを汚してしまう
わたしのせいで

だってわたしはもうボロボロ
何もかもボロボロ
体も心もよれよれ
あなたに相応しくない

だから言ったらダメ
だから言うの我慢するの

わたしの純粋な
架空の夢。

2007年09月13日 10:33
A氏の作品に


あなたのこと

2007年09月25日 | うたかた 2007

あなたのことが好きで好きで
あなたのこと好きな気持ちだけが溢れて溢れて
こぼれてもこぼれてもどんどん溢れて

一人歩きしてしまう
止めることなんてできないの

他のことが何にもできないのに
あなたを思う気持ちは尽きることなどあり得なく

毎日が新しい恋の始まりみたい

生活のことも自分の事も出来なくなってしまったわたしなのに
あなたのことが好きで好きで
泣いてしまうほど好きで

あなたを思うことだけに生きているの
あなたを思う世界でしか生きられない
自分になれない

いいのかな
わたし

わたしの純粋な
架空の
夢。

07.8.20 pm4:43
A氏の作品に


2007年09月25日 | うたかた 2007

あなたに触りたい
毎日触りたい

毎日ハグしたい
毎日キスしたい

毎日そうしたい
毎日抱っこしたい

したい したい したい

毎日一緒にいたい
あなたと一緒に暮らす
毎日一緒にいる

あなたのために料理を作り
あなたのために掃除をし
あなたのために洗濯する

一緒に食事して
一緒に寝る

一緒に散歩して
一緒に出かけて
一緒にドライブして

行ってらっしゃいのキス
おかえりなさいのキス

待つ
あなたが帰ってくるのを待つ
あなたが帰ってきたら
とっても嬉しい
誰よりあなたに会いたいから
一緒にいたいから
嬉しい

そして一緒に寝る
抱き合って一緒に寝る
一緒にいる



だからいい
夢だから
見ていれば

わたしの純粋な
架空の
夢。

2007.8.20 pm3:36
A氏の作品に


たった一日の空白で

2007年09月25日 | うたかた 2007

わたしの純粋な
架空の夢

あなたへの通信が
たった一日途絶えるだけでわたしは
性格が変わる

世界が落ちて
視界が空(から)になって
自分が空(くう)に浮いている

その後一瞬で落下して全てが消える
先の見えない土の地平線
土の上に寝ている
永遠の土以外は何も無い
土だけ
あとは曇天の空永久

あなたを絶たれたわたしは
蠢く虫。

2007.8.19 pm8:44
A氏の作品に


嬉しくて

2007年09月25日 | うたかた 2007

ありがとう
嬉しい

そんな言葉しか見つけられない
時々自分が所以で凄く落ち込んだり不安になったり
頭ぐちゃぐちゃになるけど
ちょくちょくなるけど

ごめんね

生きるという言葉は
あなたとセットになってわたしの中に顔をもたげてくるようです

わたしの純粋な
架空の夢

時々のひどくおバカなわたし
ごめんなさい。

2007.8.17 am2:57
A氏の作品に


あなたという賜物

2007年09月25日 | うたかた 2007

わたしの頭の中97パーセントはあなたで埋まってる
寝ても覚めてもあなたの名を呼ぶ
残り3パーセントで他の全てのこと自分のことをしている

恋しさに涙ぐんでしまう
寝ればあなたの夢を見る

「わたし、鬱陶しくない?」
まるで幼い子供のようでしつこい女のようで心配になって聞いてみる
何事も無いみたいにあっさりと鬱陶しくないってことをあなたは言う

わたしは安心して
いつまでもあなたの息づかいを聞いていたい
この部屋は暑いけど
あなたに一番近い気分になれる部屋だもの
あなたは今映画に夢中だけど
やりたいことを気の向くままにしているあなたが愛しい

年中凹んで年中落ち込んで年中不安にさいなまれ年中気持ちの不安定な
日常生活さえまともに出来ないわたしなのに
あなたの懐は深くてわたしは今まで一度も嫌がられたことが無い
そういうことをほんのちょっとだって感じたことがない

どうしてこんなにも受け入れてもらえるのか
何故わたしにそれが許されているのか
時々凄く不思議に思うけど
そんな感慨もたった一言他愛ない言葉をかわすだけで
声を聞くだけで
全てが一瞬にして払拭されてしまう

わたしの未だ無防備なままの神経が
全く傷を追わないですむ人はあなただけ

自分の中のpureなものを
何ら心配することなく気兼ねすることなく抑えることなく表すことができるのは
あなただけ

喜びも悲しみも掛値なく
そのままを表して何一つの後悔も感じずにすむのは
あなただけ

わたしの純粋な
架空の夢

わたしはあなたに、何をしてあげられるだろう。

2007.8.16 pm12:08
A氏の作品に


納得

2007年09月25日 | うたかた 2007

思って思って思い続けて
一生思い続けて
思ったまま死んでゆきたい
好きなまま死んでゆきたい
好きなんだからそれでいい

わたしの純粋な
架空の
夢。

2007.8.12 am6:43
A氏の作品に


寝息に

2007年09月25日 | うたかた 2007

かすかに聞こえる寝息
愛しい
もたれかかりたくなる

体は遠いけど
心だけ
そばにいる気になる

とことん乙女チックですか
少女趣味ですか
本気です

わたしの純粋な
架空の夢

全て
重たくてごめんね。

2007.8.12 am5:31
A氏の作品に