東日本大震災で被災された方々の中に多くの友人、知人がいました。
震災後すぐチャリティーイベントや募金活動や現地のボランティアへの支援など、様々な形の支援をしていました。
時が経つにつれて必要とされる支援は、地域や個人個人どんどん変化していきました。
沢山の方とお話をしていて、私が求められたのは本音を話す相手、愚痴を言える相手が欲しい。待っている時間の過ごし方を教えて欲しい。
その2つでした。
私も様々な経験をするたびに、その2つは本当に毎回悩みの種でした。
私たちの出来る範囲で、この7年間色んな人達の話し相手をしてきました。
時にはこっちが悩みを聞いてもらったり、背中を押してもらったり…。
現実はニュースでは流れていない事が断然に多いです。
むしろ今のほうが、悩みは大きくなっている人たちも少なくありません。
いくつもの悩みは解決に繋がったけど、大きな力が動かないと解決出来ない事や、実際に被災地で関わった人達は、被災者や支援者達の抱えている荷物の重さに耐えきれず、話し相手をリタイヤしてしまう人たちもいます。
私も昨年は自身のかつて経験の無い、体調の変化の為毎日が恐怖との闘いでした。
その経験も、又今後の支援に役立ってくれそうです。
様々な支援の形があると思います。
私はこれからも必要とされる時、話し相手をして行こうと思っています。
優しさや、親切の押し売りにならないように配慮しながら…。
いつでも声を拾える準備をしています。
みや