今日の川柳
満席や石井部隊が蘇り
まんせきやいしいぶたいがよみがえり
この30日から
プロ野球の試合(横浜球場)で満席に近い形で新型コロナ感染・実証実験を始めるという。
来夏の東京五輪実施に向けての試みだという。
要するにこれは体のいい人体実験ですな。
まだ間がある、無理することはなくステップを踏むべきと言いたい。
ちなみに座席は売れ残っているという。
ヤリイカを見たら食べよと魚市場
やりいかをみたらたべよとうおいちば
今が旬のヤリイカ。
魚市場のスタッフがそう呼びかけていた。
筋書きは知らねど謳ったキンコンカン
すじがきはしらねどうたったきんこんかん
1947(昭和22)~1950(昭和25)
NHK・ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の主題歌(Ⅰ番)
緑の丘の 赤い屋根
とんがり帽子の 時計台
鐘が鳴ります キンコンカン
メイメイ仔山羊(こやぎ)も 鳴いてます
風がそよそよ 丘の家
黄色いお窓は おいらの家よ
ドラマの内容は記憶にはないが、主題歌は大声でキンコンカン・・・とよく唄った。
多分「キンコンカン」と「オイラ」が気に入ってのことだろう。
ちなみに記憶に残っている最初のラジオドラマは「三太物語」(1953~1954)。
花荻先生が懐かしい。
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「鐘の鳴る丘」について(ネットより)
戦後大ヒットしたラジオドラマ「鐘の鳴る丘」は、3年余りの間に800回近く放送された。
脚本を手掛けた菊田一夫は戦時中、戦意を高揚させる劇をいくつか書いている。
戦争で親や家を失った孤児と復員兵が希望や夢を信じて一緒に暮らす―。
「鐘の鳴る丘」は、国民を戦争に駆り立ててしまったと感じた菊田の贖罪(しょくざい)の思いが込められているとの見方がある。
♪鐘が鳴ります キンコンカン メイメイ子ヤギもないてます…。
今週のNHK連続テレビ小説「エール」で、古関裕而がモデルの主人公が作曲したドラマ主題歌「とんがり帽子」が流れた。
親しみやすいメロディーと菊田の優しい詞は、終戦間もない多くの人を勇気づけた。
戦時中、古関も軍歌をつくった。戦後、2人はペアとなり、多くのヒット曲を残している。
戦前の歩みが、戦後の創作に関係したのかもしれない。