川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

10/27(水) 籠の鳥重い扉をこじ開ける・感染者減って疼くは旅心・先入観開かぬと思った錆びた窓

2021-10-27 | 川柳

 

今日の川柳

 

感染者減って疼くは旅心

かんせんしゃへってうずくはたびごころ

 

新聞の広告も盛んになりました。

 

 

 

籠の鳥重い扉をこじ開ける

かごのとりおもいとびらをこじあける

 

たいしたお方だ。

 

 

先入観開かぬと思った閉じた窓

せんにゅうかんあかぬとおもったとじたまど

 

先日電車の中であった実体験。

車内が暑かったので窓を開けようとおもったが重くて開かない。

それを見みていたのか前の席にいた中年のご婦人、

その窓をいとも簡単に開けてしまった。

あっけにとられたが、重いとの先入観であまり力を入れずに開けようとした自分がはずかしくなった。

その方には、あまり力を入れなかったのものでと、言い訳にもならないバカなことを言って御礼した。

閉じた窓は開けるぞと気合を入れて初めて開く。

 

 

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