今日の川柳
耳止まり 心に届かぬ 空説法
みみどまりのこころにとどかぬからせっぽう
具体性に乏しい施政方針演説
残念ながら耳には届いていましたが脳には達しませんでした
ご当人も辛かろうに
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無派閥や 初心に帰る 方何処
むはばつやしょしんにかえるかたいずこ
どこかにいらっしゃらないか
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庭熟りの 蜜柑さっさと 鳥に呉れ
にわなりのみかんさっさとりにくれ
本音➨酸っぱいので
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一月投稿句
1/1(月) 羊年 父の辰の字 もらった子・紅白も やっぱりラジオ ながら族・正月は「アレ」に注意と 釘刺され
1/2(火) 故郷帰り 地中のナマズ 憚らず・正月の 疾風お飾り 吹き飛ばし・信仰心 薄くも縋る 破魔矢かな
1/3(水) 昇り竜 出鼻挫いた 大ナマズ・追悼の 渦中に居るよな 八十路坂・年始め 詠もうとしても 言葉なく
1/4(木) エサ台や メジロは一羽 他は物見・終活の余白にメモする災害欄・ 取り敢えず 日課こなせと 二日酔い
1/5(金) 正月の 特番視ても 身に入らず・ 率だけは 政権紅白 シンクロし・大発会 鐘を鳴らせぬ 事情あり
1/6(土) 事件事故 己に寄せて 詠む習い・気のせいか メタボになった 四十雀・豆腐屋の ラッパが鳴るが 姿なく
1/7(日) 辰年や いざ鎌倉へ 七福神・ 人造が 頭を過ぎるマーガリン・同胞は 雪に埋もれる 冬スズラン
1/8(月) 相関図 手元に置いて 新大河・NIKKEIの 読者もオトコ 惑わされ・朝っぱら 焼餅焼いて 嫉妬され
1/9(火) 成人の日 擬き本物 入り混じり・風まかせ 柳子今年も 奴凧・ツワブキと シワブキ全く 似て非なる
1/10(水) 新大河 雅安らか 平和主義・長谷寺の 絵馬に「上場二千万」・矢面に いつも晒され 東大生
1/11(木) 野に遊ぶ 数多の拙句 羽目外し・落ち着かぬ 三つ子の魂 居候・ジム仲間 肢体が語る 真面目ぶり
1/12(金) 辰年の ウイーンのワルツ 見舞い状・ 壁紙の 張り替えほどか 永田町・句読点 ラインにおじさん 付けたがり
1/13(土) 規制委 自然は騙せぬ 活断層・困るんだ 狭い国土が 増えてもな・過激派も よう居やはった 塀の中
1/14(日) 冬眠中 忠魂愛国 眼を醒まし・小学生 良かれと持たせた タブレット ・ボランティア 気力体力 残る儘
1/15(月) 知らんぷり できぬ事態の お隣りさん・時計の針 逆に廻して シクラメン・よその子と いえど赤子の 抱き心地
1/16(火) 大災害 横目に目敏い 日本株・セーターを 被って零度 一蹴し・時節柄 英検一級 課す首相
1/17(水) 股引も ヒートテックの 冠がつき・悪びれも せずトランプ 再登場・冬の花 色濃きものを 選り好み
1/18(木) 薄氷 張って暖冬 面子立て・餌台に ネズミ返しの 浅い知恵・餅食える うちが華だと 老い二人
1/19(金) 放った句 搔き集めれば アバタでき・メイ子逝き 亜紀もまた逝く 嗚呼昭和・裏金の 種火本丸 投げ込まれ
1/20(土) 大寒も 今や名ばかり 天地人・墜落を 目の当たりして 昇り詰め・そういえば 疎開をしたっけ ジイジババ
1/21(日) 派閥名 名乗るか止すか 総選挙・かぐや姫 お久しぶりと お出迎え・ドンガバチョ 旧知探して 幾百里
1/22(月) 自治会費 裏金如何と 茶々が入り・光る君 半日早く お手をつき・派閥名 看板外して 身一つ
1/23(火) 飢餓世代 令和のコッペ かぶりつく・姿なく 茂みの雀 ひなたぼこ・ナルシスト 水仙愛でる 誰が知ろう
1/24(水) 新聞に マーカー引いて 詠む習い ・メタボ気味 新年初診 叱られる ・E テレを つけっ放して 真面目ぶる
1/25(木) 雪雲が 勢い余って ハマの空・わが街に 足りぬは一つ 讃岐のうどん・タイ焼きは 切り方次第 恨み言
1/27(金) 過疎の地は いざの時にも 過疎のまま・着膨れは 齢重ねた 証とし・迷ったら 納豆キムチの 昼餉待ち
1/27(火) 何歳でも うれしやシート お年玉・山頭火 世界に分け入る 麺の道・ 名にかまけ 杯重ねる 酒盗かな
1/28(日) さもありなん 生まれた名前で 終わりたい・嗚呼今日も 大事な一日 終わりぬる・てにをはを ああだこうだと 弄び
1/29(木) 愚図る子の 姿に似たり スリムかな・１５分 クロール泳いで 餅一ヶ・カレンダー 印して違う 診察日
1/30(火) ガキ魂 給食大好き ペン嫌い・探査ロボ 好きこそ上手 玩具屋さん・ 社説氏も 博学なるや カンブリア
1/31(水) 一声を 臆せず近所 好みでき・餌呉れて 自称愛鳥家を気取り・悪臭は 元を絶たねば また臭う
