川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

1/26(火) 腰なくも訳知り顔の伊勢うどん

2021-01-26 | 川柳

 

 

 

今日の川柳

 

ヨクモクに目を丸くして五十年

よくもくにめをまるくしてごじゅうねん

 

 

始めて口にした時、こんなに美味しい菓子があるなんてと感動した。

とくに筒の形をしたあれ。

50年も昔のことです。

むろん今でも好物です。

 

 

 

腰なくも訳知り顔の伊勢うどん

こしなしもわけしりがおのいせうどん

 

 

あの頼りない触感、甘口の醤油あじのつゆ。

初めて食べとときなんだこのウドンはと思ったほど。

しかしその特色を知ってからしばしば食べるようになった。

 

〈注〉

伊勢うどんは、ゆで続けているため、すぐに提供できること、

また汁がないためすぐに食べ終わることができることから、

江戸時代以来、お伊勢参りで混み合う客を次々さばくのにも適したメニューともなっている。

                   ~ネットより~

 

 

奥多摩も年改まり冬の顔

おくたまもとしあらたまりふゆのかお

 

                    ネットより

 

ここ横浜から雪を被った奥多摩の山々が見えました。

 

 

 

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1/25(月) バイデンは一つ上だと鞭が入り

2021-01-25 | 川柳

 

今日の川柳

 

バイデンは一つ上だと鞭が入り

ばいでんはひとつうえだとむちがいり

 

一歳年上の彼、妻からハッパをかけられました。

 

〈参考〉

ジョー・バイデン氏 1942年11月20日、米東部ペンシルベニア州生まれ。

デラウェア大卒、シラキュース大法科大学院修了。

弁護士などを経て73年から連邦上院議員に。

司法委員長や外交委員長を歴任し、88年と08年の大統領選に出馬。

08年は予備選で敗れたが、

副大統領候補に指名され、オバマ前政権の09〜17年に副大統領を務めた。

 

 

山登り楽しみ多い下り道

やまのぼりたのしみおおいくだりみち

 

登りより下りの方が楽しみが多い。

低山でも頂に至れた充足感、

そして下るにつれて辺りの視野が広がるあの解放感が好きです。

 

 

横綱がいなくも下っ端意地を見せ

よこづながいなくもしたっぱいじをみせ

 

2021初場所は実に充実した場所であった。

高慢稚気の横綱はいらない。

 

 

 

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1/24(土) 二つ目の小僧が侍る雪女

2021-01-24 | 川柳

 

今日の川柳

 

二つ目の小僧が侍る雪女

ふたつめのこぞうがはべるゆきおんな

 

 

二つの南岸低気圧。

首都圏で降雪が予想される構図。

 

 

ヘッドフォン被り自粛を二重とし

へっどふぉんかぶりじしゅくをふたえとし

 

ノイズキャンセラー付きのヘッドフォンフォンならなおさら。

 

 

襟元や氷雨飛びこむ冬最中

えりもとやひさめとびこむふゆさなか

 

昨日から降り始めた雨。

夕方には気温も4度近くまで下がり、その冷たさに目が覚める思い。

 

 

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1/23(土) 国づくり再び一つの名になろう

2021-01-23 | 川柳

 

今日の川柳

 

国づくり再び一つの名になろう

くにづくりふたたびひとつのなになろう

 

                  ネットより

 

結束の連発。

米国46代バイデン大統領の就任演説を聞いてそう感じました

 

 

大寒や形ばかりの薄氷

だいかんやかたちばかりのうすごおり

 

温暖化の作今、ここ横浜での冬日は珍しい。

大寒を迎え寒さも底、しかし晴れてくれれば身は軽い。

 

 

自惚れもたまには良薬五七五

うぬぼれもたまにはりょうやくごーしちご

 

年に一度くらいは心当たりがあります。

 

 

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1/22(金) 四年間一人称で世を仕切り  

2021-01-22 | 川柳

 

 

今日の川柳

 

四年間一人称で世を仕切り

よねんかんいちにんしょうでよをしきり

 

アメリカファースト・トランプファースト

恐ろしや恐ろしや、自己中の塊であった方。

 

 

株高で花道飾ったお二人さん

かぶだではなみちかざったおふたりさん

 

トランプ氏、株高を四年間の実績として自賛して退いた。

この捨て台詞、誰かさんも言っていたっけ。

 

 

水入りは近頃とんと大相撲

みずいりはちかごろとんとおおずもう

 

時間の関係で水入りはなし、徹底して争う協会の方針か。

 

〈注〉

大相撲(十両以上の取組)において、長時間の取組になり、疲労などのために取組に進捗が見られない状態になった際、

行司が審判委員の同意によって取組を一時中断することである。

水入りの「水」とは休憩中につける力水のことであり、

水入りになることを「水が入る」ともいう。

 

 

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