§ ピックギターNardan NO.100のエレキ化(その4) ピックガードの配線と取り付け §
夜なべ仕事で、ピックギターNardan NO.100用ピックガードの配線と取り付けをやりました。
配線はいつもの事で分かってるんだけど、取り付けの方がトチってしまいました。
ピックアップの切り欠き部分を大きくし過ぎました。
見た目不細工~~(^^ゞ
しかし、音の方はGoodです。
深みのあるまろやかな甘い音です。
フルアコの音になりました。
これにて『ピックギターNardan NO.100のエレキ化』シリーズは終了です。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
§ ピックギターNardan NO.100のエレキ化(その3) ピックアップ加工と取り付け §
ピックアップの加工とピックギターNardan NO.100への取り付けをしました。ピックアップは手持ちのハムバッカー。古いギターから取り外して保管していたのもを使いました。
Greco EG420('70もしくは'71)というレスポール初代機に付いていたフロントピックアップです。高校大学とこのピックアップで音を出し、使いまくったので、音の感じはわかっています。このMaxonのハムバッカー程よいパワーで甘い音がします。これをフルアコのピックギターにつけたら良い音がするのではないかと、少し無理をしても取り付けようと思い加工作業に入りました。
まず厚みがありますのでピックギターのボディと弦の隙間に入りません。これを薄くする加工です。写真のように元の形はカバーが2mmほど余分にありますので、これを曲げて厚みを減らしました。
次にボールピースの長さが長く、ピックアップからはみ出ている部分をカットし、ピックアップの厚みにそろえました。
それからピックアップ取り付け用のねじ部をまっすぐ伸ばし、あわよくばピックガードに固定できるようにしました。
この時点で厚さ13mm、ギターの弦と本体隙間は15mmくらいですので、取り付くかな?と入れてみると、ピックアップから出ている線の部分の厚みがあって干渉します。
今度は線の部分のカバーやピックアップ底面金属板を切り取り、線もピックアップ底面にそろえました。
そして、底面の金属でギターが傷つかないように、黒いガムテープを貼り、再びギターへ。
何とか弦と本体の隙間に入りましたが、6弦側の12Fを押さえた時にピックアップがあたってビビッてしまいます。弦高が12Fで2mm程度でしたので、6弦側だけ3mmにあげると、解決しました。
ピックアップ固定はガムテープで行いました。これも本体を傷つけない対処策です。当分はこれで様子を見ようと思います。
ピックアップから出ている線にクリップコードでシールドにつないでアンプを鳴らしてみました。
「おーーっ!!」なかなか良い音。
思ったとおり、深みのある甘い音が出ました。No-Vol/No-Toneですので、Toneを少し絞ってやれば、もっとふくよかな音になるでしょう。
今配線を待っているピックガードと合体するのが楽しみです。
と。ここまで仮組してみたのですが、まだピックアップの後部が高いので、弦と干渉して入フレットはビビってしまいます。
そうです、ピックギターのアーチトップを考慮していなかったのです。
ですから一旦ぎたーからピックアップを外して、ピックアップの後部になる方の中央をまた削ってみました。
そうしたらピタッと決まりました。
もとのEG420のピックアップは面影も無くなりました。
しかしNardanで復活して、これでまた一緒の音楽生活を送れます。
かれこれ50年一緒に暮らしてきたこのピックアップと、これからも仲良くやっていきます。
§ ピックギターNardan NO.100のエレキ化(その2) §
ピックガードNardan NO.100の電装化に取り組みました。
最も考えたのが、ジャックの取り付け方です。ピックガードに平行に(水平に)取り付けるか、ピックガードに垂直に取り付けるか迷っていました。本体ボディーとピックガードを何回も見比べているうちに、「はた!」と思いついたことがありました。
それは本体のfホールの穴を利用して、ジャックを垂直方向に取り付ける方法です。
fホールの穴の位置を綿密に測って、ピックガードにその位置を転写し、穴をあけて仮置きしてみました。
最終的には配線をやってみないとわかりませんが、今のところピタッと来てます。
ジャック位置を基点に、トーンコントロールとボリュームコントロールの位置を決めました。これはブラケットとの位置関係も考慮しなければなりません。
・・・と、楽しんでおります。
§ ピックギターNardan NO.100のエレキ化(その1) §
先日購入したピックギターNardan NO.100のエレキ化の第一歩、ピックガードを作りました。
どういうことかと言いますと、ピックガードにボリューム/トーン/ジャックという電装系を取り付けて、本体加工をせずにエレキ化しようと思っているのです。
ピックアップはフローティングタイプを両面テープで固定すれば、これも本体を傷つけません。
で、もともとのピックガードを加工するのではなく、代替えピックガードを製作して、それに電装系を取り付けることにしたのです。こうすれば、ギター本体を全く傷つけることなくエレキ化できそうです。
さてこの続きはまた、次回!
Nardan NO.100ピックギターを昨夜しこしこと、整備しました。
・ボディー全体の清掃と磨き
・ペグの取替え(手持ちのGroverへ)
・ブリッジの装着
・弦の装着
・オクターブ調整
・・・とここまでやったら、すごくいいギターになりました。
ならしてみると、激鳴りです。さすが!Nardan(鳴るだん!?)
鳴ってるボディーの振動が体に伝わって来て、心地よいです。(^_^)
さーて、次は生ギターのエレキ化です。
ピックアップの選定、ボリューム/トーンの取り付け、ジャック(メス)の取り付け。
せっかくのギターですので、傷をつけないような方法で取り付けたいと思っています。さてさて、どうしたものか・・・
【NARUDAN NO.100 1950年代 ピックギター】
NARUDAN NO.100 1950年代ピックギターがやって来た。
その色合いの渋さ、完全に乾ききった単板材、つくりの良さ、見た目に比した軽さ、黒光りをする指板、螺鈿インレイのボディーフレーム、昭和レトロ感たっぷりのピックガードとテールピース。どれをとっても満足。しばし見とれておりました。
しっかしまぁ、ハードケースのボロボロ度合いがまた良い!
メインロックが壊れてるから、縄紐で縛る!
これって少々Sっぽい(^_^ゞ
さーて、これから修理・改造・調整作業にいそしむゾぉ~~♪
楽しい日々がやってくる(^_^)
今日2018/6/27からあおいほしのジャジーなミュージックライフブログ始めました。
音楽活動や楽器や音楽話題など徒然なるままに書いていきます。
よろしかったらどうぞ。
初回の今日は・・・
最近手に入れたピックアップしてギターを紹介します。
Nardanの1950年代に作られたNO.100というギターです。
色合いが何とも言えません。
今、これにピックアップをつけてエレキ化しています。
その工作過程はこれからこのブログで紹介していきます。