推古天皇元年4月10日(593年5月15日)
聖徳太子(厩戸皇子)が女帝 推古天皇の政務全般の補佐をする摂政に就任しました。
太子は日本初の憲法〜十七条憲法や朝廷での役職、席次を冠の色で表す冠位十二階など、革新的な政策を打ち出しました。
十七条憲法 一の条文
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一に曰く(いわく)、
和をもって貴しとし、
逆らうことなきを宗とせよ。
人は皆、党(たむろ)あり。
また、達(さと)れる者少なし。
ここをもって、あるいは君父に従わず、
また、隣里に違う(たがう)。
しかれども、
上和らぎ、下睦びて、事を論う(あげつらう)に詣う(かなう)ときは、事理自ずから通ず
。何事か成らざらん。
現代尺~
【和を大切にして、人と争わないようにしなさい