ゆるゆる雑記帳

プロ野球観戦の話がメインのはずが、どういう訳か2018年末からQUEENの話ばかりしています。演奏活動再開しました

2008/3/9:神戸3-雁ノ巣3@神戸サブ

2008-03-12 01:30:46 | 野球観戦/オリックス・サーパス
神戸サブ球場2日目。
総合運動公園駅を降りると昨日と違って人が多い。
よくよく見ると黄色い人が多い。
どうやら阪神vsロッテの一軍オープン戦が本球場であった模様でございます。
人の流れを全く無視してサブ球場へ向かうワタクシ。

さてサーパス先発は岸田。久しぶりのサーパスユニですね。

どうも当落線上の投手は一軍で投げさせて、一軍当確の投手は二軍で投げさせる方針のようです。
鈴木郁洋とバッテリーを組み、顔面偏差値の高さはなかなかのものでしたが、
バッテリーとしてはどうもイマイチ。
お客さんには「伊藤くん(高卒新人)の方が断然ええでえ」とヤジられる始末。
岸田はエラーでちょっと自滅しかけましたが、まあまあだと思います。

ホークスは西山と荒川のバッテリー。
西山が落ち着きのない投球を披露していると、スタンドに陣取る南海ファン集団に
「西山くん、落ち着きなさいっ!」と窘められる状態。
また、荒川は送球を焦る傾向にあるようで、二塁への送球時にしっかりボールを握れない感じ。
3度セカンド送球のシーンがありましたが、2度えらく手前でワンバウンド。
前述の南海ファンに「荒川くん、君ねえ、×。ばってん荒川」と命名されてました(苦笑)。

ファームですから、試合の中でいっぱい学ぶことがあってこそ、ですけどね。

サーパスの投手コーチは左投手のサイドスロー転向者を大いに出すものの、
成功者が本人以外一人もいないような気がする清川。未だ独身なんでしょうか。


その清川の餌食(おい)に去年から加わりました清水章夫くん。サーパス2番手として登板です。

昨年8月に広島へ行った時に投げたのを見て以来です。
サイド転向は2度目なのですが、前回転向時には何の特徴もないピッチャーと化していたので大変心配をしておりました。
今回実際に投げるのを見たら…いやここまでスライダー多投してたっけ!?
というくらい、全球と言っていいほどスライダーばかり。
確かに「清水といえば巻きスライダー(by丑山努)」なんですが、
バッテリーを組んだ横山ゴンゾーのリードのせいではないと思いますね。
左打者には大変効果がありましたが、右のパワーヒッターにはガツンとやられました。
吉川と吉本に。

特に吉川は打球スピードの速さはかなりのもので、さすが近鉄のクリーンナップ候補だっただけあります。
8回に新人小林から放った超ライナーホームランには観客もビックリ。
ああいうのを突き刺さるってえ言うもんです。

その新人小林ですが、常に低めに投げることを心がける丁寧なピッチングの印象を受けました。
ボールと判定されている球は全て低めです。
個人的には好感触。また見たいですね。


さて前述のように本球場では一軍の阪神vsロッテのオープン戦が開催。
ちょうど風向きがサブ球場方向に向いていたこともあり、
音響や応援が丸聞こえとなっていました。
「六甲おろし」をバックに投げる岸田などシュールな感じ(苦笑)。
ロッテの応援歌がすべて聞こえ、誰が打席に入っているのかすべて判明。
牛(神戸)はまだ一軍にいるのかあ、とか。
しかも応援歌がD.メイのアレで「俺達の神戸」とやってるし。
どうも大松がホームラン打ったみたいだ、とか。
定詰の応援歌やってるから、きっと田中雅彦だな、とか。
どうも思考がイースタンから脱却できないワタクシでありました。

帰りの電車は阪神ファンで埋め尽くされておりました。
どうも完璧にやられたようで、昼間から飲んだくれて意識すら失った感のオヤジがおりました。
そのオヤジを抱きかかえて「おっちゃん、俺達が家まで送ったる」と頑張っていた阪神ファンの兄ちゃん3人組。
介抱の仕方も慣れておられる様子。すごいなあ…