ソチオリンピック序盤戦に想う

開会式から三日が経ちました。

日本勢にまだメダル獲得はありません。


昨晩行われた男子スピードスケート５００ｍ。

前回大会メダリスト二人に大きな期待がかかりました。

結果は５位と６位でした。

表彰台はオランダ勢が独占し、圧倒的な強さを示しました。

朝の番組ではその敗因を分析（？）していました。

よくいわれる「本番に弱い日本選手」…。

「ひょっとしたらメダル」
「金メダル候補」などなど、

マスコミの論調ももしかしたら実力以上の過度な期待を

かけてしまっているのかもしれません。

オリンピックは国の威信をかけて戦う場であり、

その結果次第では本人の家族の生活まで懸かっている、

国の事情によってはそんな選手もいることでしょう。

要するに皆、必死に戦っているのです。

誰もがこの日のために計り知れないほどの訓練を積んでいるはずです。

そんな「超人」たちが皆メダルを目指しているわけです。

勝敗は、その日の体調やちょっとした運やめぐりあわせも影響することでしょう。


はい…。

インタビューに応える二人の姿を見て少し痛々しく思ってしまいました、

メダルはとれなかったものの、本気で戦ったことは伝わってきました。

見ている側は「メダル」を取ったほうが盛り上がるのですが…。

頑張っている姿を見るだけでも勇気づけられるものです。

先日の女子モーグルもしかり…。

精一杯頑張っても、かなう夢とかなわない夢がある…。

そんな現実をオリンピック序盤に見せつけられたような気がします。

それでも、あきらめないで夢を追い続けること。

その結果…。

形は違っても得るものは必ずあるはずです。


今日も競技が行われます。

これまでやってきたことの自信をもって、頑張ってもらいたいものです！