
昨日は、3月下旬から4月、もしかしたら5月位?の気温だったのでは?
というほどの春の陽気だった。
今年初めて『暑い…』と呟いてしまった。
コートは勿論、カーディガンもいらないくらいの
2月だとは思えないそんな一日だった。
シャツの袖をまくって歩かないと、本当に暑かった。
晴れたり曇ったりしていた日だったけど
すっかり綺麗なピーカンな日だったら
もっと暑かったのだろうな。
秘密の梅園(と勝手に我が家では呼ばせて頂いてます)は
すっかり満開で
杉花粉が沢山飛んでいるようだったのでマスクを着けていたのだけど
梅の香りをかぎたくて
マスクなんて無粋なものは外してみた。
また来てくれた梅の咲き揃う季節を、愛でることに専念。
秘密の梅園、何年か前に気付いたのだけど
背の高い槙の生垣の向こうに
もっともっと梅の木があることを見つけた。
そっちは斜面になっていて、緩やかな斜面に梅の木が
どのくらいあるかは見えないのだけど(窓からのぞく感じ)
その向こうには素朴な景色が広がっていて
足は踏み入れられないから
槙の生垣こっち側から、梅の花と遠い景色を眺めた。(写真)
槙の生垣の一部がぽっかり空いていてね、
写真では分からないと思うけど
窓のようになっていたのです。
朝起きると必ず窓を開けるのだけど、
なるべく窓は空けていたい。
風が通っている感じが好きなのだ。
だから、この槙の木の窓も風があるようで
『とっても好き』、と思った。
秘密の…何て呼んでいるけど
その近所の人は梅の木が沢山あることは知っているだろうし
全然、秘密ではないと思うのだけどね。f(^^;)
今日は、どんより曇り空。
曇っていても秘密の梅園では
梅たちが静かに咲いていて
窓からは遠い景色、仄かに佇んでいるのだろうな。
まるで窓の向こうは
別世界のような、理想郷のような感じに思えてしまった梅園があって
そんな理想郷のようなところで
元気でいてくれることを祈って…
良い日を!
きっとそこは
花が咲いて
蛍が飛んで
葉が染まって
天使たちが眠る、そんな場所
そこで眠れば
食べたい物を食べられて
観たい景色を観て
聴きたい音楽を聴いて
会いたい人と会える
見たい夢が見られる
窓の向こうはいつでも
そんな願いが叶う
きっとそこは
ささやかなご褒美が眠る場所
永遠への切符を手にする場所