花のループ

久しぶりに立ち読みした絵本は
電車の絵本と花の絵本。

物語だと、涙腺が緩む恐れがあるので
物語でないものを手にとってみた。

花の絵本は
手にとることができて、良かったなと
出会った偶然がありがたい物だったな。


アタカマ砂漠
という、雨が全然降らない砂漠があるそうで
４００年も降らない所もあるのだって。
ビックリ…((°д°;;))

そんな過酷な砂漠なのだけど
年に一度
花畑が出現するのだそう。

カマンチャカという
雲が霧に変身したものが年に一度やって来て
花の種は
その気配を感じとり芽を出す。

霧が砂漠にやって来た時
芽は霧の水分をキャッチし
やがて
花を砂漠の中に一斉に咲かすのだって。

絵本に載っていた写真では
キュートなピンクの花が砂漠の中大きな花畑を作り
夢のような景色だった。

でも、現代的な理由
温暖化や、ハイウェイができたり…
砂漠のお花畑も危くなってきたのだって。(>_<)


ずっと続いていってほしいな。
砂漠の中にある
楽園みたいな天国みたいな、花畑。








やがて
雲は恵みとなる
種は芽となる
芽は花となる

花は花畑となり
絵本となり
遥か彼方の異国に住む
僕の心を潤す
まるで、音楽のように

花は種を砂漠に落とし
やがてまた
雲は恵みとなり
僕らの出会いは続く
花のループ