Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

Faraway

2007-09-25 | Weblog
果ての果てを 想像してみたことがあるかい?

果てしなく伸びた可能性のような
終わりのない小さな世界

小さな世界の中を
何を知ろうとするでもなく
何を得ようとするでもなく
何を手放していくか
何を解放していくか

果てしなく続く世界を受けとめるのは
難しいことのように思うが
そんなに 難しいことでもないのかもしれない
複雑のようで単純な
青と黄金のシンプルな
この場所

ただなるべく
笑っているようにしておけば
哀しくても
信じていれば

果てしないその先も
無闇にうなだれることは
ないのやも

笑いながら、放してみる

果ての果てなんて想像しない方がいい
空も海も青い
太陽は昇って、月は通り過ぎる
僕らは笑う

それでいいだろ

果ての果ては、きっと
今 立っている

この場所だ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

kiss

2007-09-25 | Weblog
子供の頃
思う存分キスをした

そうしたら
いつの間にか穴が
開いていた

ブラックホールのような
オゾンホール

なのに
相変わらず 愉しんでる
僕らはまだ

子供だな


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8

2007-09-24 | Weblog
今現在、たった今
リアルなこの瞬間

僕は、大切なものを 刻一刻と
失ってないかい?

いつからぼやけてきてしまったのだろう?

君を思う程に
失ってしまっている
そんな気がする

空の標準が
どんなものなのか
この目に
ここの奧に
確かめてみたかった

失いそうな僕を
君は
なんて思うのか

あまり想像したくない
リアルな瞬間が
痛く感じそうだから

もっと優しく
そうありたい
そうあってほしい

8分前の、僕が思ったこと





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さきこと

2007-09-24 | Weblog
第一ボタンを外す。第二ボタンまでは、いい。
第三ボタンが問題だ。
鏡の前で悩むとき。鏡の前で、ボタンについて考える。

キザな奴には見られたくない。
しかし、暑いときは外したくなる。
人に見せるほどの、肉体でもない。
兎に角、シャツのボタン外しには、毎回悩む。
(くだらないといえば くだらない)

悩んだ後、ふと思う。
人に どう見られるかなんて別に、いいじゃないか と。
僕がどうしたいか。
君がどうしたいか。
それで、いいのにな。 
人にどう見られるか? なんていちいち考えていたら
そのうち、『自分』というものが
消えてなくなってしまうんではないか。…と。

しかし、今日もまた悩むのかもしれない。
鏡の前で、性懲りもなく。
そんな悩む僕が、現実の僕であり
まだまだ小さい、今の現実。

ボタンで悩む暇があったら
地球のことでも考えろってね。
大切な人々のことでも
思い出せ。
ってね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋風

2007-09-24 | Weblog
町を車で走っていて思うに、景色は確実に秋になってきている。
道端には彼岸花が咲き、秋桜も咲き始めた。(夏に咲いてる変わり種もいたが)
空を見上げれば、まだ入道雲が遠くに見えたりするし、時折 蝉が鳴いていることもある。
しかし、風が違う。
いつか、秋の気配に寂しいような気分になった 子供の頃のその思いが
吹く風の匂いと共に、甦る。

足下には、何が転がってるのかなんて思う暇があったら 飛び出そう。
初心忘れるべからず。
空虚な面持ちや、ぐらついた足下とかそんなものは、それはそれでいい。
気付いただけで儲けもの。
どうせ、今すぐどうにもなりはしない。

裏切られたり、嘘つかれたり、上辺っつらされたり
まま、そんなことも人生あるわけで
ない人間なんて、そんな奴は世界探しても 皆無じゃないか。
皆が通る、いばら道。
いばら道、たまに振り返りながら
たまに季節の風に、思い出甦らせながら
何か探しながら、歩くんだな。
その道程に仲間がいたら、わりと面白いかもな。

基本一人。
それを踏まえて、仲間あり。

いばら道に、僕ら一人一人の
見えない列が続く。

その隙間に風が、季節の匂いを 運んでくる。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする