Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

音の夢

2013-12-12 | Weblog


いつの間にか居眠り
ウトウトしていたその隙に忍び込んだ夢の中

目を閉じていたら眩しい世界に朱がハラリ
BCDEFGAB
Bがフラットして束の間の永遠に僕らは揺られる

まるで光の小舟
いつの間にか乗りこんでいた

目を閉じていたら眩しい世界に朱がヒラリ
CDEFGABC
Aがシャープして心地良いその記憶に優しい香り

夢はそこに居て、僕らは何処まで行こうか
この音階の永遠性に目を背けることなく
君のその手を取って













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冬に夏を

2013-12-11 | Weblog

行かない年もあったのだけど、毎年、その町へ行くことが楽しみで
夏休みに入ればその町のイメージが心のどこかにあった。

僕らの住む町から、深緑の山の中にある町へ。
『山の色というのはあんなに深いのだなぁ…』と思いながら車窓から眺めた景色には
夏の空が青く蒼くあった。
普遍的な景色なのだろうけど、普段は学校と家の往復なものだから
僕にはとても新鮮で、そして新鮮に感じるくせにどこか懐かしいような
夏休みになれば行きたくなるそんな町。

いとこたちとは年を重ねるにつれ交流も薄れてきてしまい、
最近はその町へは全然行っていない。
一度、当時独身だった友人と観光に行ったことはあるけど…
毎年のように行っていた町へ改めて観光って何だかな、なんて思ったけど
家族でなく友人と行くその町は
視点が変わってそれはそれで新鮮な景色となった。

いとこの家へ行けば何泊か滞在するから、その間、まるでその町の住人のように
いとこ家族が飼っている犬の散歩をしたり
公園へいって遊んだりした。

母などは、観光にいらした人に道を聴かれたりなんかして
ほぼその町の人と化していたみたいだ。
いとこの家の周辺の簡単な地図は頭の中に入っていた母だったから
難なく道の説明はできたらしい。

夏休みの絵の宿題は、その町の絵を描いた。
古い街並みではなく、少し小高いばしょから見下した、田圃や家々の風景を描いたっけ。
片隅には向日葵を描き真ん中に道を一本描いた。
毎年その道をやって来るのだ。
そしてその道を帰る。

帰る時は寂しくてね…でも僕はおくびにもそんな気持ちは出さずにいたっけ。
出さないようにしていたというより、感情表現がヘタというのかな。
振り返ると、いつまでも手を振るいとこは泣いていて
それを見るとますます寂しくなって。
と同時に、せつない愛おしいような気持ちになってしまい、
帰り道は来る時のワクワクとは真逆に、しんみりとしょんぼり…。

でも、車窓からは深い山々が
『また来なよ、いつでもいるからさ』…なんて言ってくれている
そんな気がしたっけよ。
そんな夏休みを送っていた。(いつもこのパターン)

あの町は、僕にとって
永遠にワクワクする、新鮮で懐かしい町なのだ。
夏の花が咲き
カーラジオからは甲子園の応援のトランペットが鳴り響いて
家族の姿やいとこたちの姿、向日葵と一本道と、深い緑色。
日曜日の海と匹敵するそんな思い出なのだ。

また、行ける機会があったら行きたいそんな思い出の地。
小学校の頃から大人になるまでの青春時代、よく滞在させて頂いた。
遠い町の、夏の朝の空気が好きだった。
朝早く起きて、一人で窓から山と田圃の風景をこっそり見ていたっけ。

    
     *~*~*~*~*~*~*


最近は12月らしく寒くなってきたから、夏の景色を思い出してみた。
写真付きで紹介したいくらい、当時の僕たちが笑っているそんな思い出の
山の中の町だ。

大切な思い出を書いてみたけど…
また長くなってしまいました。(作文がヘタですみません)

好きなばしょってありますか?
いつか行くぞ…って思うと、何だか心があったまるよね。
風が強く寒い日は
こんな温まり方も好きだったりします。f^^;















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in the this world

2013-12-10 | Weblog


動物の純粋さを見つけると胸がキュンとなるように
人の優しさに触れると、心が照れくさいような温度が生まれて

幼い日の日暮れと教室の隅、なぜか遠い過去を思い出したように
君という存在を知った時は心にそよ風が吹いて

季節の花を眺めればその儚さや強さに魅せられるように
僕は出来るだけ、様々なことを受け入れて許して愛して

そうやって
生きていくことを、笑うことを
泣くことを、微笑むことを、放すことを、繋ぐことを
瞳を、手を、心を、自由を

あの階段を昇る様に
君の背中を思いながら
世界の笑顔を願いながら
















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on the starship

2013-12-09 | Weblog

いつもより綺麗で
いつもより何か言いたげに
幾多の星座
あれは何という星座なのだろう?
スターシップの形が織り成す
輝く星の世界

いつも空の何処かに
愛という文字、あるように
いつも心の何処かへ
可愛い翼、朝を連れてくるように

星空は、何か言っていたのかもしれない
願いを掛けようとした瞬間
スッと細い線を描いていったオリオンの隣
流れ星

いつもより美しく
いつもより無口で
幾多の思い
スターシップが運んでいくみたい

君の元まで
幸せの種を乗せて、流れ星に導かれ














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十二月

2013-12-08 | Weblog

まず、ラジオをつける。
カーテンを開ける。
雲が多い日、雲の間に水色の空が見える。
何となく『12月だなぁ』と思う。

どんどん忙しない街になっていくのだね、きっと。
車の運転とか、気を付けないとね。
譲り合いが大事なのだ。
歩行者も注意なのだ。(自転車もみんな)
あとは…カゼひかないようにね。

…と、気忙しない12月の師走について、
8日になってから思いをめぐらす所がやっぱり何だかなの僕。
普通、1日に思うよね?(>_<)

12月は、12月も、色んな思い出があるなと、またこれもふと思う。
『12月に思い出』というと、ロマンティックな思い出では
恋人とのそんな思い出かというとそうではなく(トホホ)、
どれも家族とのものばかり。
あぁ、友人と行ったバスツアーの日のことも思い出すなぁ。
ディズニーランド大好きな僕たちは、
当時まだ高校生だったので、一日日帰りバスツアーで行ったのだった。

東京は雪が降っていてね、自分の住む町は雪は降らない所なので
雪の降る景色が珍しくて、手の平に着地する雪が溶けていく様子を
じっと眺めていたっけな。
その日だったな、祖父が金婚式の日に遊んでいた魔法のステッキを買ったのは。
カリブの海賊のそばのマジックショップに入って
お土産の定番のクッキーなどを買わずに、そんなものを買った僕って…。
と、今ふと、当時の自分に疑問。
でも、祖父がその時、楽しそうだったからいいか。

そんな風に、『12月』というキーワードから生まれるワンシーンの数々。
きっとみんなそれぞれあるのだろうね?
そんな思い出、大事にしていないとね。
カーテンを開けて、水色や青色が見えた時に思い出すような。
出来れば、進行形の思い出も。

そうそう、この間の上司のこと。
もうそのことは出来るだけ忘れて、ミスしないように努めてます。(当たり前か)
仕事はみんな大変だよね…こんなこと自分だけでないのだから
さあ、叱られることを恐れずに
自分なりにだけどがんばらないとなと思ったなぁ。
思わせてくれたものに感謝しないとな。

12月。でもまだ上旬だから
時々は肩の力抜いて、あたたかい物でホットして
とにかく、車の運転などなど気を付けて。
そして今日も良い日でね。^^



きっと君も、今日を自分らしく生きて
きっと世界も、今日を世界らしく生きて
きっと僕も、そんなものに力をもらい生きて

絶えない風を求めてスイッチを入れる
聴こえる音に色彩は重なっていく

そっと僕は、カーテンを開ける
そっと世界は、季節の風を揺らす
そっと君は、僕の中で大事な君

12月の或る日
カーテンの向こうに思ったこと












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