今年も山椒の佃煮作り

６月ははっきり言って、毎年お部屋は結構空いているんです。ですから、そんなに忙しくないはずなんですが。
気付けばしばらく更新していなかったです！　２週間くらいあっという間に経過していたんですね～　ひゃぁ。。

その間、オーナーの中学時代の友人が元気に５名様お泊りされて、去年に続き私も元気をもらいました。元気な方って、何がどう違うんだろう？と思って観察していると、やはり見えてきたのは「やる気」＝気持ちが上向き！ということでしょうか。間違いありません！
そう！オーナーも。毎年この時期やっているこれを今年も。

　　　　

裏庭にどんどん繁ってきた山椒の木から実を次々と摘んでは、せっせと佃煮にしています。そんなにバクバク食べれるものではないんですけどね。
毎回ごはんのお供に持ってきては「食べろ食べろ」と言われるんですが、「そんなに食べれるわけないでしょ！ピリピリするんだから！！」と、昨日は思いっきり口ごたえしました（笑）　

先日、裏庭から「おーい！！」と大きな声で呼ばれたので、
ぎょっ！　として、駆け付けると

　　　　　
脚立に乗ったオーナーが「写真撮ってよ！」　と。。ひっくり返っちゃって助けを呼ぶ声だと思った私は、とりあえずホッと胸を撫でおろしました。。
で、本人は「あ、そうだ。作業をしているところを撮ってもらわなきゃ！」と言って、このポーズです。

　　　　　　
ん？…不自然～　ちょっとわざとらしくないか？

その他、梅やらっきょうを漬けたり…と、なんかかんかとやっています。

一方、母・ふねさん（♀）は、数か月前から、歯科に通って先週治療が終わりました。歯が抜けてしまった！って？びっくりでしたが、ついでに幾つかの虫歯も治療でき、抜けた歯も土台が無事だったので新たに立派な歯を足してもらいました。これからやってくる、暑ーい夏。しっかり食べて乗り切る準備は整いました！　
私も！この人達に負けちゃいられませんね！　（天然♀）

食べてます

オーナー夫婦。暑い中、何とか毎日もりもり食べてます。これは昨日。
　　　　

去年と違うことは、母・ふねさん（♀）が台所に立つのは洗い物の時だけ。作る側から退いてしまったので、いよいよ三度三度「ごはんだよー！」と用意することになったということ。担当者は天然（♀）、私ですよね、どう考えたって（笑）。。いろんな方からのアドバイスで、お弁当箱に詰めるとか、盛り付けを工夫するとか…買ってきたものも多いに利用して、ワンパターンですが何とかやっています。何とかなるもんだ。。

食べることは永遠ですからね。気張ってやっていては疲れてしまいます。食べたいものを極力シンプルに食べてます。具だくさんのお味噌汁とごはん、漬物、納豆がほぼお決まりですが、これがやっぱり一番のスタンダード。ここにたまにしっかりお肉・魚が加わると最高～です。
この時期、オーナーたちを心配してお電話下さる方々（知人、親戚、昔近所だったおばさまたち等々・・）、ありがとうございます（天然♀）

ふねさんの食事

昨日の母・ふねさん（♀）の朝食。ポテトサラダinいり卵、トマト、茹で野菜（ブロッコリー・アスパラガス）、フキミソのおにぎり、緑茶。
　　　　　　

朝食は食べたり食べなかったりの気まぐれな食生活ですが、昨日はふねさん（♀）と昼から出掛ける用事があったので、適当な時間に持っていきました。「朝ごはん、食べよう～！」と。
昨日の食べっぷりはよかったです。全部はいつも食べれないんですけどね。最近気づいたのは、どうやら、最初の第一印象で食べるか、食べないか、決めてるような気がします。「ごめーん…今要らないわ。置いておいて。。」そう言われることもあり、大体そういう時は半分も食べません

「美味しそう。食べたい」と思ってもらえるのはなかなか難しいものですね。しかも、多いと食べる気が失せるようですから適量ってどれくらい？と毎回考えます～　人間もそうですけど、ぱっと見の印象って大事ですものね。。
勉強になるね～、いつも唸りながらやってます（笑）。。（天然♀）

ふねさん、美容院へ

昨日は急に予約がとれたので母・ふねさん（♀）を美容院へ！　何か月ぶりでしょう。めっきり外出したがらなくなってしまった母です。
そうなると何となく毎日に張りがありません。それはいけません。
そうだキレイになろう　お洒落になれば気持ちも変わります。　そこで思い切って無理矢理連れ出すと、本人もだんだん笑顔になってきて楽しそうに。この状態、どうかと思ったんですが、かわいいので撮ってしまいました。サルっぽいんですが（笑）

　　　　　　　

ここの美容院は車で５分。近いですし予約制で貸切です。美容師さんは私の知り合いなので行くたびにほっとします。
おしゃべりしながら約２時間。あっという間に過ぎまして‥

　　　　　　　　

はい、出来上がり！　どうです？なかなかいいじゃないですか！　この姿を一番喜んでいたのはオーナー。やっぱりキレイにしていると嬉しいんでしょうね。
最近物忘れが多くなってきましたが、年を考えると相応なのかな。今年１０月がくれば９０歳になります！　(^^♪　（天然♀）

風邪をひいたオーナー(´＿｀｡)

つい先日は私が風邪でしたが、今度はオーナーの番。ちょど１年前のこの時期に風邪がこじれにこじれて肺炎になってしまったオーナーです。それがすごくショックだったらしく、今年は気を付けていたのに昨日からいけません。朝顔を見たとき気付きました。元気ないからすぐわかります。
昨日はオーナーが楽しみにしていた長野市内での剣道の合同稽古会だったんですが急きょ欠席。まだ軽い症状なのでここで大事を取って休養休養。。
今朝も寒いです。あたたかい格好をして今から仕事です。館内はまだ床暖房全開、暖炉もまだまだ活躍中です。

そういえば、昔、子供２人が０歳と１歳だった頃。私=天然（♀）一家４人が全員３９度以上の高熱で、当時住んでいた隣町のアパートから「あるかす」に逃げてきたことがありました。看病してくれたのはオーナー夫妻。３日間程客室１０３に隔離されて世話になりました。お陰で被害は拡大せずウチの一家だけで済みましたが、あれは今思い出してもすごかった！家族４人、ずっとお風呂に入っているみたいに身体から湯気が上がっていましたからね。（天然♀）

成人式でした

安曇野市の成人式は８日でした。今年は娘が出席。
女の子は事前の準備から何から何まで・・大変なんですね。去年は息子でしたから、こんなにも違うのか！と。。

私と娘の起床は３時！４時半に着付けの会場に着きました。順番がこの時間しか空いてなかったんです。ここに次から次へとどんどん主役の女の子たちがやってきます。連れて来る親の顔は寝不足が隠せない（笑）
　　
終わったのが６時。それから家に戻って、６時間もの間どうしていればいいんだい？って感じでしたけど、着付けしてくださる側のことを考えればそんなこと言っちゃいけませんよね。お陰で本人曰く。「記念に残る最高の一日。来年もやりたいくらい！」と言っていました。

我が家はこれで終わり。やれやれ‥ほっとしました！　
それでは、最初で最後の？記念の顔出しです。

１歳
　　　　　　　

中１
　　　　　

高校卒業
　　


成人式
　　
　　
華やかな着物を選んだつもりでしたが、仲間の中に入るとこれが案外地味目でした。でもそれが逆にいいんじゃないかな‥　本人のキャラに合っていたから。
去年の式典同様、中学のクラスごとに担任と一緒に記念撮影をして、思い出の給食を食べながら、生まれた当初からの懐かしい映像を見たそうで、すごく楽しかったと大満足で帰宅しました。そう思えるってしあわせな２０年ですよね。よい友達に恵まれて本当に心豊かに過ごしてこれました。先生、お友達、ありがとう。

さあ、これからは大人の仲間入り。これからですよ、勝負は！ 女子力だとかなんだとかより、内面をしっかり磨いて素直で真っすぐで誠実な人になるよう日々努力！！　（天然♀）

あっという間でした、２０年。。

友人から出産祝いにもらったテディーベア。　左足の裏に生まれた年号が入っています。大事な大事な宝物です。　１９９５年。
ひやぁ・・２０年経ちましたか？　本当に？～　という気持ちでいっぱい。

　　　　　　　　　　

ということで息子・縄跳び（♂）が今年成人式を迎えました。　記念の品の中に、「食生活・生活習慣病」についてのプリントが１枚！昔はこんなのなかったですよ、驚きました。あなた達は６０兆個ものピチピチの細胞でできあがっている社会の大事な宝物です、と始まり、糖質の撮り過ぎが体内のインスリンをたくさん使い糖尿病等の生活習慣病につながるよと綴られていました。一日の食事の適量と、甘い物・コーラ・スポーツドリンク・・気をつけなさいと。あなたに贈る３０年後のみらいからのメッセージ　が題名でした。大事だよ、大事だよ、ほらっよく読んで！と言っているのに、当の本人はまだピンとこない。興味がないんですよね。　親の方が釘付けで見入ってしまいましたよ（笑）

それで、今年の安曇野市の成人式の内容はというと、ちょっと感動しました。受付が中学３年の時のクラスごとで、その後、クラスごとの記念撮影をして会場入り。式には中学卒業時の恩師が来賓で来ていてくださり懐かしの対面。そして懐かしの給食を食べながら卒業アルバムフォトムービーを観た、とのこと。いいですね。私も戻りたい～　みんなで給食食べながらお話したい（笑）　

彼は、何かイベントがある時は決まって天気に恵まる晴れ男　　記念にどう？顔出し？と言ったら、即答でＯＫ！だそうですので
さかのぼること８年前・中学入学式の朝　
　　↓　　　　　　　　　　　　↓
　　　　
成人式の朝。　こうして見ると大人になりました。

来年は長女が成人式！　多分着物を着るだろうから大変です・・（天然♀）

ふねさんのデイサービス

あるかすのオーナー夫妻・・といえば私の両親でして、オープンして２６年経ってもオーナーは今も現役・母親の方は裏方に回って数年経ちます。幸い身体が元気ですのでここまでやってきました。・・なんて書きだすとオーナー引退？と思われるかと思いますが、
本人に何かにつけていつも確認しているんですが、引退はない・・と言いますので（笑）、元気に動けるうちは続行でやってまいります。私の出番が年々増えますが、それは当然のこと！よろしくお願いします！

それで、母親の方・ふねさん（ブログ内でのニックネーム）ですが、もともと運動や軽い体操すらしない箱入りのお嬢様だったので、ここへきてつけがまわってきた？急に身体の動きが鈍くなってきました。といっても日常のことはなんでもできますし不自由はありませんが、どうしたって年々動作がゆっくりになっているような感じ。既に裏方ですから、元気に暮らせればよし！としています。

今年になって春から、今後の予防策として週一回、送迎付きで９時から４時位まで「デイサービス」をお願いしました。そこにふねさんをデビューさせよう！というオーナーとの考えで実行。ですが、合う人そうでない人・・聞いていましたが、ふねさんは後者のほうでした。本人曰く、「サービスに不満は何もなかったんだけど・・朝早くから出かけられないよぉ～」ということだそうで。お年寄りといえば朝早くから目が覚めて・・というイメージがあるんですが、うちはちょっと変わっているのか、朝寝坊派なんですね。朝昼兼用の御飯を昼に食べて１時ごろから一日が始まるタイプです。ですから、好きなように過ごしているとすぐに日が暮れてきて一日が短いったらありゃしません・・それを改善しようと試みたサービスでしたが、週一回だけなのに、朝早いお出かけがストレスになってしまい（泣・・）３ヵ月頑張りましたがやめてしまいました。でも家族からすれば、お世話になった日は夜よく眠れるようだったし生活のリズムができて有難かったんです。だからそこをもうひと踏ん張り頑張って続ければ、違った展開があったように思えて複雑です。お世話になった皆さんに申し訳なかったですが仕方ありません。本人の意志がそこに向かなかったんだから。

そこで、次のサービスを市の方々が考えてくれています。これも週一回で午後から軽い運動をするサービス。送迎付きだそうです。身体が元々すごく柔らかいふねさん。ならば得意分野を伸ばしましょうということで、簡単なマシーンを使った運動をさせていただける施設を紹介していただきました。これなら続くか！
案外喜んで通うかもしれませんが、とにかく始めてみないとわからないです。もちろん本人の意志を尊重した上で。午後から！というのがいいぞ。。
そうなると私もいろいろ考えるんですよね、どうしたら喜んで通えるのかな～と。するとだんだん妄想へと広がっていきます・・
ふねさんが次に通い始めた施設は、中に入ると！昔住んでいた「横浜」時代の近所の仲良し主婦のみんなが揃って運動している・・笑顔で誘ってくれる。そんなあり得ない絵が浮かんできました。やっぱり、昔の一番楽しかった時代共に過ごした人たちが恋しいようなんですよね。。こればかりはどうしようもないんですけど・・
よーく考えて、次の展開をまたお知らせします♪　（天然♀）

夏休みの思い出

ニジ・マスオ、子供の頃の夏休みといえば、母方の祖母のところへ行くのが1番の楽しみでした。私が生まれた時に、祖父母の中で唯一存命だったのが、この母方の祖母。
兵庫県北部の、今でいうと香美町香住区八原。当時住んでいた相生からは、姫路まで出て、播但線の急行列車で2時間半。城崎を過ぎ、右側に日本海が見えるとわくわくしたものでした。
祖母の家は昔からの農家で、玄関入ると大きな土間。母屋の中に牛を飼っていたり、お風呂が正真正銘、五右衛門風呂で、踏み板はあるものの、下で薪が燃えている時は熱くて難儀しました。寝る時には、掃き出し窓を開け放って蚊帳を吊っていました。
藁草履を借りて、すぐ近くの矢田川で魚を追いかけたこと。その流れる先に、赤い大きな吊り橋がかかっていたこと。縁側で西瓜を食べながら、従兄弟たちと種を飛ばす競争をしたこと。（工事に使う）一輪車に乗って、従兄弟に押してもらったこと。うん、だんだん思い出してきた。ある年は、三田浜まで海水浴に行ったはいいけど、帰りのバスがなくて、香住駅まで延々歩いたこと。物凄く遠く感じたけど、今地図を見るとそんなでもなかった。。。でも、暑くて遠かったことは、行った全員の共通認識。
それから、子供心に憧れだったのが、透き通った羽で、とてもスマートな印象があったミンミンゼミ。何故か相生では茶色いアブラゼミばかりだったので、とても心に残ってます。
食事も、今考えると大変だったろうな。母は兄弟姉妹も多くて、一族合わせると20人以上いたように思います。座卓を並べて皆で食べた記憶があるけど、用意やら後片付けやら、どうやってたんだろう。

さて、我が家の子分達。小学生の頃は、夏休みに帰省したこともあるけど、お店の忙しさに、最近は夏はご無沙汰です。もっとも、こちらの方が余程「田舎」だし、涼しくて過ごしやすいんだけど。。。
とはいうものの、これを書きながら、夏休みは無理でも、ちょくちょく連れて行きたいと改めて思いました。（ニジ・マスオ）

息子を思ふ気持ち。。

一昨日実家から帰って来たニジ・マスオさん。その第一声は、「ただいま」ではなく「天国・・ここは涼しくて天国・・」でした。しばらく呟いていました。
見るからに暑い所からやって来た人という感じで、やけに日焼けしていました。何やら草むしりに熱中していたそうです。
ニジ・マスオさんの故郷への想いは、たまにしか帰ることができないからこそ熱い！のですが、今回は珍しく暑さに音をあげて、「あそこは住む所じゃない。」なんて言うものですから、「なに言ってるの？！生まれ育った“ふるさと”じゃないの！！」と私が言うと、「それがさ、暴走族とか電車の音とか凄くて落ちつかないんだよ。それにあの暑さ！」なんて言っていました。。（昔からそういう環境でしたよ。）もうすっかり田舎の人・・・いやいや、森の住人なんですね。

さて、うちの縄跳び（♂）くん。都会に憧れる高校2年生は、来月オープンキャンパスというものに行くようです。どうやら信州脱出計画を企てていると思われます。
ニジ・マスオさんが18の時、実家を離れてそのまま帰らなかったように、縄跳び（♂）もそうならないとは限りません。自分の天国を求めて旅立ちます・・か？
早いものです。まだ一昨年まで中学生だったのに。淋しいですね。でも彼の将来は彼自身が切り開いていくもの。今は、そのまだまだ未知の計画の一部分を模索してるところですが、とにかく応援するしかないですね。子供を遠くにやる親の気持ちというものが、今少しだけ分かりかけてきたところです。

それで、ふと思い出したことがありました。結婚するときに、義理の母が言っていた言葉です。「あの子が１８で、信州に送り出す時、新幹線に乗せて見送った後、家に帰って泣いたんや。もうこの子帰って来うへんのんかと思ってな。すぐ庭にスダチの木を植えたんや。今でも大事に育てとうよ。親の想いや。あんたもな、子育てしたら分かる時がくると思うよ。親ってなそんなもんなんや。」と。
この言葉が今鮮明に思い出されます。不思議なもので、急に思い出しました。感慨深いものがあります。今度帰省したら、母とゆっくり話がしたいと思っています。（オーナー’娘）