舞戸学園を卒業して2年
4月からオレは大学3回生・リサは卒業後多分就職という道を歩く
多分というのはリサの就職問題。
1月になっても2月が来ても就職先が決まっとらんから…。
理由は就職難?と決めつけるには安易すぎる
最近のテレビ・雑誌業界の風潮その他いろいろの総合的なアレ…。
話題作りの為にスタイリングをタレント本人がやったり
経費削減の為新入社員を取らんという会社も多くなってきたという。
就職というのは リサ個人の事やから 根掘り葉掘り聞くんはどうかと思うんやけど…。
思うんやけど…やっぱり気になる。
『リサ就職のほうはどや?』
『あっ 大丈夫 ばっちしやねん。』
この ばっちしが世の中で一番不確かなもんやってオレは知っている。
(学校の時 この一言あっても宿題やってないとかあったしなぁ)
訝しげにリサの事を見ると…
『ばっちし?』
『うん ばっちし(笑)』
いざとなったらリサの学校は<完全就職保証制度>という制度がある
だから 安心らしいけど…それだけに頼るんもどうかと思う
『まぁ 決まったら教えてくれ。』
『う…うん。決まったら大谷に一番に教える。』
といいつつも目はキョロキョロしてて動きもおかしく
明らかに挙動不審なリサ。
『おぅ 早く決まったらええな。』
『決まったら…な。』
リサは ぷいっと顔を逸らす。やっぱし…絶対に怪しい。
明らかに怪しい挙動不審。あれは絶対になんも決まってへん
まぁ あんまし言い過ぎて追い詰めるんは不本意。
『リサ 決まらんかったら花…』
『花?』
『あ゛ーなんでもない。』
『んー。』
あかん オレも怪しい
天ぷらも食べてへんのに口滑らしそうになった。
就職決まらんかったら花嫁修業してオレが先生になるん待っといてくれ
なんて事を 大学生のオレがいくらその気でも無責任に言えるはずない
それより リサがスタイリストになりたいって夢を応援すべきや
ミクロティーチャー大谷がなれるってゆうたらなれる。
そう昔リサにゆうたんを思いだして
『リサ おまえにはミクロティーチャーが付いとるんやから…』
『うん。』
ええ就職先きっと見つかるって思いながらリサを抱きしめた。
そうきっと大阪で オレのそばで笑って仕事しとる。
そんなリサを思い浮かべて 現実になるようにと祈った。
ミクロティーチャー(仮)のオレが保証したる
4月からオレは大学3回生・リサは卒業後多分就職という道を歩く
多分というのはリサの就職問題。
1月になっても2月が来ても就職先が決まっとらんから…。
理由は就職難?と決めつけるには安易すぎる
最近のテレビ・雑誌業界の風潮その他いろいろの総合的なアレ…。
話題作りの為にスタイリングをタレント本人がやったり
経費削減の為新入社員を取らんという会社も多くなってきたという。
就職というのは リサ個人の事やから 根掘り葉掘り聞くんはどうかと思うんやけど…。
思うんやけど…やっぱり気になる。
『リサ就職のほうはどや?』
『あっ 大丈夫 ばっちしやねん。』
この ばっちしが世の中で一番不確かなもんやってオレは知っている。
(学校の時 この一言あっても宿題やってないとかあったしなぁ)
訝しげにリサの事を見ると…
『ばっちし?』
『うん ばっちし(笑)』
いざとなったらリサの学校は<完全就職保証制度>という制度がある
だから 安心らしいけど…それだけに頼るんもどうかと思う
『まぁ 決まったら教えてくれ。』
『う…うん。決まったら大谷に一番に教える。』
といいつつも目はキョロキョロしてて動きもおかしく
明らかに挙動不審なリサ。
『おぅ 早く決まったらええな。』
『決まったら…な。』
リサは ぷいっと顔を逸らす。やっぱし…絶対に怪しい。
明らかに怪しい挙動不審。あれは絶対になんも決まってへん
まぁ あんまし言い過ぎて追い詰めるんは不本意。
『リサ 決まらんかったら花…』
『花?』
『あ゛ーなんでもない。』
『んー。』
あかん オレも怪しい
天ぷらも食べてへんのに口滑らしそうになった。
就職決まらんかったら花嫁修業してオレが先生になるん待っといてくれ
なんて事を 大学生のオレがいくらその気でも無責任に言えるはずない
それより リサがスタイリストになりたいって夢を応援すべきや
ミクロティーチャー大谷がなれるってゆうたらなれる。
そう昔リサにゆうたんを思いだして
『リサ おまえにはミクロティーチャーが付いとるんやから…』
『うん。』
ええ就職先きっと見つかるって思いながらリサを抱きしめた。
そうきっと大阪で オレのそばで笑って仕事しとる。
そんなリサを思い浮かべて 現実になるようにと祈った。
ミクロティーチャー(仮)のオレが保証したる