大谷の声聞いて元気いっぱいのあたし♪
真咲先輩のプレゼンにアシスタントとして同行した。
それが終わって…
はじめての一人での仕事はテレビ局へ衣装の配達してめっちゃ緊張した。
だってテレビで見る あの女優さんとかイケメンくんとか
普通に廊下歩いとるんやもん。心臓が口から出るかって思ってしもた。
そんな今週も終わり 明日はお休み。
『やったーーーーー』って声出るんもあたりまえやろ?
真咲先輩や前野さんとか見送った後 カバンを持って部屋から出ようとした時
『あれ?リサちゃんもぉ帰るん?』
神谷さんが声を掛けてきた。神谷さんは外部から出向してきた人で
直属の先輩とかおんなじグループやないけど…
コピー頼まれたりしてるから顏見知りの先輩やねん。
『あっ はい…。』
神谷さんはあたしの返事に眉間に皺寄せて顏をしかめた。
『この間の案件。リサちゃん忘れてるのかなぁ?(はぁー)』
『へっ?』
この間の案件って…なんか神谷さんに頼まれてたっけ?
頭を抱えるあたしの前にワザとらしく時計を翳して…
『まだ 大丈夫かな?行くよ。』
ってあたしを引っ張って会社の外に出た。
『ちょ…神谷さん。』
『いいから いいから ねっ。場所変えて話そう。』
騙された!!と気が付いたのはタクシーの中。
『運転手さん 紙音まで御願いします。』
紙音?ってたしか赤坂にある料亭?
もしかしてクライアントとの接待?とかあたしには関係ないはず
『えっと…神谷さん接待とか?』
『えっ リサちゃんこの間のお疲れ様会で 料亭に行ってみたいって…だから ね。』
ね。と言われても
たしかにあたしゆうたけど それは相沢社長とふざけて言うただけのお話で…
『えっと…それは冗談というかその場のノリって事で…』
『せっかく君の為に高い店予約したんだよ。だからキャンセルはちょっと…
先輩がかわいい後輩にご飯を奢るのは当然の事だろう。』
そうはゆうても…
結局 神谷さんの予約していた赤坂・紙音へと連れてこられてた。
某財閥のボンボンという噂の通りエスコートもスマート。
『…あの 神谷さん。』
『ん?何?』
『こんな高い店 すみません。あたし…この間酔っぱらってたみたいで…。』
そんな事はいいからと神谷さんはあたしのグラスにビールを継いだ。
真咲先輩が3日前にゆうてた事をふいに思い出した。
『小泉 神谷には充分に気をつけてね。あいつ…小泉の事好きだーなんてこの間の飲み会で吐露して…というか神谷新人キラーらしいから ふらーっと来て寝たなんてダメだよ。』
それ聞いて絶対にそんな事ありませんって言いきった
好きとか狙われてるとか きっと真咲先輩があたしをからかっただけ…
意識したら自意識過剰やん。
神谷さんもゆうてるように先輩に奢られるんがええやん。
あたしは出てきた料理に舌鼓してひとつづつ平らげていく。
神谷さんさっきからあたしにビールばっかりついで来る
1杯つぐたびに少しずつ近づいてきて
3杯目の今ち…近い!!めっちゃ顔が近い。
神谷さん あたしの横に座ってきてビールつぐのってなんで?
『リサちゃんかわいいね…』
どんっ…。
神谷さんがあたしの両肩を後ろに押すとあたしはあっけなく倒れた。
今日はスカートやなくてよかった。
『か…神谷さん…えっと…』
『ほんと20代前半の女の子っていいよね。リサちゃん処女だよね。』
抱き締めてきて頬にキス・・・。
『ぎゃーーーーーやめてぇーーーー』
どんっ!!
思いっきり神谷さんの…に足でキックした。
『わっ 痛っ!!このーーーーー何すんだよ。』
神谷さんは股間を押えのたうちまわってた。
『ごめんなさい。あたしその気ないですから…。』
ただそれだけの言葉を残してあたしは紙音から逃げ出した。
ごめん大谷。 あたしアホすぎる。
真咲先輩のプレゼンにアシスタントとして同行した。
それが終わって…
はじめての一人での仕事はテレビ局へ衣装の配達してめっちゃ緊張した。
だってテレビで見る あの女優さんとかイケメンくんとか
普通に廊下歩いとるんやもん。心臓が口から出るかって思ってしもた。
そんな今週も終わり 明日はお休み。
『やったーーーーー』って声出るんもあたりまえやろ?
真咲先輩や前野さんとか見送った後 カバンを持って部屋から出ようとした時
『あれ?リサちゃんもぉ帰るん?』
神谷さんが声を掛けてきた。神谷さんは外部から出向してきた人で
直属の先輩とかおんなじグループやないけど…
コピー頼まれたりしてるから顏見知りの先輩やねん。
『あっ はい…。』
神谷さんはあたしの返事に眉間に皺寄せて顏をしかめた。
『この間の案件。リサちゃん忘れてるのかなぁ?(はぁー)』
『へっ?』
この間の案件って…なんか神谷さんに頼まれてたっけ?
頭を抱えるあたしの前にワザとらしく時計を翳して…
『まだ 大丈夫かな?行くよ。』
ってあたしを引っ張って会社の外に出た。
『ちょ…神谷さん。』
『いいから いいから ねっ。場所変えて話そう。』
騙された!!と気が付いたのはタクシーの中。
『運転手さん 紙音まで御願いします。』
紙音?ってたしか赤坂にある料亭?
もしかしてクライアントとの接待?とかあたしには関係ないはず
『えっと…神谷さん接待とか?』
『えっ リサちゃんこの間のお疲れ様会で 料亭に行ってみたいって…だから ね。』
ね。と言われても
たしかにあたしゆうたけど それは相沢社長とふざけて言うただけのお話で…
『えっと…それは冗談というかその場のノリって事で…』
『せっかく君の為に高い店予約したんだよ。だからキャンセルはちょっと…
先輩がかわいい後輩にご飯を奢るのは当然の事だろう。』
そうはゆうても…
結局 神谷さんの予約していた赤坂・紙音へと連れてこられてた。
某財閥のボンボンという噂の通りエスコートもスマート。
『…あの 神谷さん。』
『ん?何?』
『こんな高い店 すみません。あたし…この間酔っぱらってたみたいで…。』
そんな事はいいからと神谷さんはあたしのグラスにビールを継いだ。
真咲先輩が3日前にゆうてた事をふいに思い出した。
『小泉 神谷には充分に気をつけてね。あいつ…小泉の事好きだーなんてこの間の飲み会で吐露して…というか神谷新人キラーらしいから ふらーっと来て寝たなんてダメだよ。』
それ聞いて絶対にそんな事ありませんって言いきった
好きとか狙われてるとか きっと真咲先輩があたしをからかっただけ…
意識したら自意識過剰やん。
神谷さんもゆうてるように先輩に奢られるんがええやん。
あたしは出てきた料理に舌鼓してひとつづつ平らげていく。
神谷さんさっきからあたしにビールばっかりついで来る
1杯つぐたびに少しずつ近づいてきて
3杯目の今ち…近い!!めっちゃ顔が近い。
神谷さん あたしの横に座ってきてビールつぐのってなんで?
『リサちゃんかわいいね…』
どんっ…。
神谷さんがあたしの両肩を後ろに押すとあたしはあっけなく倒れた。
今日はスカートやなくてよかった。
『か…神谷さん…えっと…』
『ほんと20代前半の女の子っていいよね。リサちゃん処女だよね。』
抱き締めてきて頬にキス・・・。
『ぎゃーーーーーやめてぇーーーー』
どんっ!!
思いっきり神谷さんの…に足でキックした。
『わっ 痛っ!!このーーーーー何すんだよ。』
神谷さんは股間を押えのたうちまわってた。
『ごめんなさい。あたしその気ないですから…。』
ただそれだけの言葉を残してあたしは紙音から逃げ出した。
ごめん大谷。 あたしアホすぎる。