JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

ハーモニカの速いパッセージの練習

2013年09月14日 | クロマチックハーモニカ

ピアノを始めたのは遅かったのです。16歳からです。しかし

よく鍵盤を弾く夢を見ます。ときどき、一度も弾いたことがないパイプオルガンの

何層にも鍵盤があって、黒鍵のなかに更に黒鍵がある複雑怪奇な鍵盤を前にして

どう弾いたらいいの?ってとんでもない状態の自分がいます。

夢ですから、どうでもいいでしょうが、それくらい鍵盤が頭のなかを専有しています。

ピアニストは目をつぶっても弾けるほど弾いていますから、僕も結構目をつぶって

(まるでキース・ジャレットのように)弾くことがあります。

これはこれで鍵盤というインターフェイスを通り超えて、心と音が対話するというか

そういう境地になることがあります。実際ライブでそういう風に弾いた曲は

聞いている人もわかるのか、あの演奏は良かったね。気持ちが入っていたね。

と言われることもあります。

演奏はまず自分の気持が入らないと、いけません。聴衆はほとんど演奏者という意味で素人さんですが、

素人さんほど恐ろしいものはありません。実に耳が肥えていらっしゃいます。

 

ところで、ハーモニカの話ですが、

今あるパッセージを吹いています。それはA△13 の分散和音なんですが、

鍵盤で弾けばなんてことないつながりですが、むしろ分散和音だからこそ

弾きやすいのですが、それがハーモニカになるとなぜか音が濁る

どうしてかと考えていると自分はハーモニカの音と鍵盤が連動していて

吹いている時に鍵盤が頭に浮かんでいます。ところが鍵盤でひとつ飛びの音も

ハーモニカでは隣の吹き口です。その連動性に微調整が必要なのですが、

その辺りの連動性を練習によってより精密にするってのが、今後の課題です。

そしてちゃんと練習するとそれが出来るようになってくるのです。

僕はハーモニカを始めた時から一度も吹き口の番号を使ったことがありません。

確かに楽譜の苦手な人にとっては番号は唯一のよりどころでしょうが、

僕にとっては全く邪魔なものです。

英語も最初からカタカナをふって発音していると、いつまでたっても日本語英語

のままですよね。それと一緒ですね。

ま、そういうことで、速いッセージは吹き口の間隔をしっかり唇に覚えこませるほど

練習すればいいと思います。

 


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