今キースの弾いているスタンダードを増強中

ここに2,3年で満足の行く演奏はできているわけではないですが、

随分と練習を楽しんでいるし、何時間ピアノを弾いていても

一向に飽きることもなく、一日中ピアノの前に座って

時間を過ごしている自分の姿は、大学生の頃軽音楽部のピアノを独り占めにしていた

日曜日のあの貴重な日々と同じ透明な時間です。

むしろ、年齢を経て、確実に音楽の質は高くなりました。

自分のオリジナルも、その出来もかつての十代、二十代より

完成度は高いと思います。

今、ピアノの前で過ごしている時間がもっとも自分の内面をみることの出来る

貴重な時間です。単に座禅を組んでいるのと違って、自分との対話が

実に心地よいのです。

大学の頃から禅を組んでいたのですが、

そういう時よりずっと集中ができていると思います。

音楽というのは心をクリアーにしてくれます。

音に集中して耳を研ぎ澄まして音になる。

と申しましょうか。

そういう刹那が実に愛おしいのです。

そこから出てきた音楽の形が

ぼくにとっての真実の音楽の姿なのです。

テクニックなんとてものは後からついてきます。

音によって音となる。

そういう境地でしょうか。

今練習している曲？

sttell by starlight

too young to go steady

the wrong blues

falling in love with love とかね。

そんなところです。

それから、ジャズ・インベンションですね。

先日のフォルテで初演しました。

次々にアレンジしているので、

どんどん演奏曲目に入れていきます。

写真はその時のもの。まだ楽譜を読んでいます。

まだ楽譜見ながら弾いています。(^_^;)