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モーツァルトのピアノ曲をジャズに

2018年04月23日 | クラシックをジャズに

今日練習した曲はスタンダードだけでなく、
いわゆるモーツァルトの「きらきら星変奏曲」の
Ah! Vous dirai je, Maman やオリジナル曲やスタンダードです。

 

自分のオリジナル曲もショパンの曲のコードを頂いた

スペイン風の曲、Birds' morning 

や、作りためたオリジナルの曲もひと通りは弾いてみます。

 

今日の練習時間は4時間ほどですか。

それなりに発見はあります。

 

モーツァルトの「きらきら星変奏曲」ですが、ハ長調なので、

実に進行がシンプルでわかりやすいですが、モーツァルトは

実に多彩に編曲をして、いわゆる対位法的な編曲テクニックを駆使し、

実に聴き応えのある、エチュードになっています。

モーツァルトは弟子の練習のためにこの曲を作ったそうですが、

こんなピアノの先生がいたら、弟子も幸せです。

なにしろ、先生の書き下ろしの曲を練習できるのですから、

当然、モーツァルトはお手本を軽々と弾いていたでしょうしね。

 

コード進行を当てはめたので、原曲のコード進行を書いておきます。

       【A】

コード進行は ||:CーFーCーGーAmーG7ーC:||

       【B】                            【A】

       ||:C/GーC/GーDm/GーC/GーC/GーC/GーDm/GーCーCーFーCーGーAmーG7ーC:|| 

と実にシンプルですね。

ところが、モーツァルトはピアニストとしても一流なので、

その変奏曲のテクニックはジャズピアニストにも大変参考になります。

やはり、特に左手ですかね。左手は、ジャズピアノだったら、和音主体ですが、

モーツァルトは対位法的な技巧をふんだんに使って、単純な和音とメロディーに

いろんな変化を与えながら、いろんなパッセージを左手に当てています。

 

和音的にもバリエーションがあって、聴くものを飽きさせません。

ここは、アドリブのアイデアという意味でも、その発想法は刺激的です。

 

ただ、ジャズとして、この曲を演奏するのだったら、

バッキングのコード進行に一工夫が必要です。

でないと、この変奏曲を

そのまま弾いたほうがいいと言われかねませんからね。

 

 

 

 

 

      

 

 


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