しかし、一緒に吹きながらなぜToots さんはそんなフレージングしているのだろうと
考えながら吹くのも楽しいわけです。人が作った音楽をただ聞いていれば
単なるBGMとして聞いているとなんともないフレーズなのに、
いざそれを吹こうとすると、なかなか吹けないって言うことは有るわけです。また
それを楽譜に採譜して同じように吹いても、そこには創造性のかけらもないのです。
チャーリー・パーカーのオムニブックをいくら上手く吹いても、それはそれ。
新奇さのないところに新しい音楽もへったくれもないわけで
人前でそれができたからといっても、ほーっ、すごい旨いじゃない。
と一言賞賛を受けて終わり。それをCDにする価値もないのです。
たしかにチャーリー・パーカーを師匠としてそれを乗り越えて
新しい音楽を作り出す人こそ偉いのであって、真似で終わる人は、それで
終わりです。
じゃ、自分がそこまで行けるかというと、それは
やはりToots さんを真似している限り、だめなんですね。
僕はピアノをやるのでハーモニーからアドリブを考える
あるいは自分の手の動きに触発されたアドリブがあるわけです。
そこから影響を受けてハーモニカのフレージングもあるわけです。
いまのところ、鍵盤上でのフレージングをハーモニカに持って行くことは
あなりないですが、今後は相互に影響しあうフレージングを考えていきたいと
思っています。
とりあえずこの3日間で色々試して、それをYoutube にアップしたいと思います。
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