西松建設の国澤前社長が同社の裏金問題で逮捕された（裏金といえば三井環元大阪高検公安部長の語った検察の調査活動費不正流用問題もあったが）。前社長とはいっても、逮捕直前に辞任したので現役社長といってもよいだろう。マスコミはよく不祥事というと新興企業を取り上げるが、当然のことながら西松建設は新興企業ではない。むしろ、老舗企業のほうがこのような膿がたまっているのではないだろうか?今回の逮捕は裏金が理由だが、バンコクの贈賄疑惑も重要だ。外国公務員贈賄防止条約も発効しているし。
同社は以前、当時の仙台市長への贈賄容疑、防衛施設庁や新潟市発注工事に係る独占禁止法違反事件でも処分を受けた。何度も事件がおきるなんて、まったくもって質の悪い話である。
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・1月23日の朝日新聞電子版によれば、和民が内部告発した元バイト店員の懲戒解雇を撤回したそうだ。和解できてよかったと思う。
