投資家の目線

投資家の目線546(まいばすけっとの閉店)

 イオングループの小型スーパー「まいばすけっと」が閉店していた。店構えはきれいで開店してから間もないようだ。大きな道路に面しているので立地は悪くなかったと思うのだが。周辺には他にも「まいばすけっと」の店舗があるので、地域としてのニーズはあると思う。このような小型店舗は大通りよりも住宅街の閑静な通りの方があっているのだろうか?


 日本国内でも地域ごとに食文化や、生活慣習(たとえば北海道と沖縄の冬期の生活必需品など)が異なるはずである。その差に加えて所得差が拡大すれば、消費者群は細分化され、標準的な商品やサービスなどというものは提供できなくなるのではないかと思う。 すると、大量仕入れと大量販売、オペレーションの標準化を特長とするチェーンストア経営も成り立たなくなるだろう。今回の閉店は、巨大流通グループのイオンは時代に対応できているのだろうかと感じる出来事だった。

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・先週の円安を要因とする悪影響・値上げ発表等記事

「製造業はマイナス1・4と12・5ポイント低下しマイナスに転じた。非製造業はマイナス3・0とマイナス幅が拡大した。「円安によるコスト上昇を販売価格に転嫁できていない」(新井英男所長)という」(「県内景況感マイナスに、10~12月財務事務所海外需要が減少。」2015/12/11 日本経済新聞 地方経済面 長野)

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