ウォルマートが全世界で269店舗を閉鎖し、中でも「エクスプレス」といわれる小型店舗は全廃するという（「ウォルマート、小型店撤退、全世界で２６９店舗閉鎖へ。」2016/1/16 日本経済新聞夕刊）。「エクスプレス」は「日本のコンビニエンスストアに近い業態で、都市部の顧客を広げる狙いで２０１１年に店舗展開を始めた」（同記事）というから、日本でいえばイオンの「まいばすけっと」がそれに該当するだろう。ウォルマートの小型店撤退で、イオンも「まいばすけっと」の出店計画を見直すのではないだろうか？昨年12月に比較的新しい「まいばすけっと」が閉店していたことを書いたが、「まいばすけっと」が含まれる小型店事業の2016年2月期第3四半期の営業利益率は0.76％（＝2,043百万円/267,108百万円）で、必ずしも経営状況がいいわけではなさそうである。
