投資家の目線

投資家の目線300(狼と金と香辛料)

 電撃文庫のライトノベル「狼と香辛料」が、2月10日発売の第16巻で本編が終わるとのことだ。「狼と香辛料」は作者の支倉凍砂氏が「金と香辛料」(ジャン・ファヴィエ著)という経済を扱った歴史書に感化されて書いたという。特権、外国(人)や競争の問題など、確かに「金と香辛料」には、現代の経済にも通ずる話があり、学ぶことが多いと思う。

 「狼と香辛料」の第14巻は為替の話だった。舞台となるレノスの街は通貨が商品に対し過度に強くなっていて、それを感じた地元の商人たちがせっせと商品を買占め、ヨソモノは少量の商品の購入にも困る状況だった。通貨が強い(デフレ)のうちに商品の買占めが起きると、その後は極度の物不足という暗示のような感じがする。
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・今回の地震に関連し、米国がレスキュー隊だけでなく航空母艦などを派遣してくれるという。昨年のハイチ地震などにも災害派遣の経験があり、「友愛ボート」の役割が期待される。先月大地震の発生したニュージーランドや、10日には雲南省の地震で多数の死者の出た中華人民共和国も緊急援助隊を派遣してくれるという。そのほかの国々の方々を含め、ありがたいことである。
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