投資家の目線

投資家の目線299(上場廃止企業が増えている)

 MBO、完全子会社化を含め、上場を取りやめる企業が増えている。公開価格より低い価格でのMBOに東京証券取引所の斉藤社長は不快感を示しているが、保田隆明小樽商科大学ビジネススクール準教授の書くとおり、

保田隆明 「株ニュース」の新解釈 ダイヤモンド・ザイ・オンライン 2011/2/25
MBOを株主は喜ぶべきか、怒るべきか?


株価が低迷したまま上場しているより、少しでも高い価格で買い取ってもらったほうが投資家側には得だろう。

 新規公開時(IPO)にIPO企業の株価が上昇することがある。しかし、公開価格より低い価格でMBOがなされる例が多いなら、新規公開時の過熱したような投資行動は検証してみる価値があるのだろう。


追記:
 みずほFGが信託や証券を完全子会社化し、証券子会社2社を統合させるとも報道されていた。上場会社ではないが、三井住友FGにも日興證券とSMBCフレンド証券の証券子会社が2社ある。三井住友FGはどうするのだろうか。
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・「日米同盟VS中国・北朝鮮」(リチャード・L・アーミテージ、ジョゼフ・S・ナイ Jr、春原剛著 文春新書)では、日本が核武装するならホワイトハウスと首相官邸に二つの発射ボタンを設置するなどの「英国モデル」が検討されている。これだと米国の同意がなければ核兵器を使用できないのだろう。使用に外国の同意が必要な使い勝手の悪い兵器を持つ価値はあるのだろうか?
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