平林選手、惜しくも入賞ならず
堂々の決勝進出を果たす
8月29日(土)・30日(日)の両日。大阪府のヤンマーフィールド長居(長居第2競技場)で第3回全国高校陸上選抜大会が行われた。
本校からは昨年の関東大会で標準記録を切った平林選手が女子2000m障害に出場した。
障害練習はハードルを倒して行う、海老名競技場で障害練習、顧問手製の障害で練習、水濠は砂場で練習。程度しか行うことができず
不安を持ちながらの初の大会であった。
29日の予選1組。スタートでいきなりトップに立ち、約100m先の水濠に先頭で入る大胆な展開をした。初の水濠は思い切り両足着地で
屈伸。一瞬時間が止まった感じであった。しかし平林選手はへこたれず、先頭集団でレースを引っ張る。
「水濠で遅れても取り戻す」という走りを続け、7分4秒85の組5着、全体で9番目で決勝進出。
予選終了後、同じ宿舎の麻高大倉先生・中田選手に障害のコツを伝授してもらった。
30日決勝。スタートから速いペースで展開。平林選手は水濠の技術は改善することはできなかったが、必死に前に食らいつく走りをした。
結果は10着。入賞まであと2名であった。記録は7分4秒56と伸ばした。
初の障害でありながら全国で決勝進出はよく頑張った。
またこのレースで心身のタフさも身につけたのではないだろうか?
今秋のハードな大会に、進化して挑んでくれることであろう。