父ちゃんとふたりだけの暮らしでは
お互い遠慮がないものだから
観客がいないのに
お互い遠慮がないものだから
観客がいないのに
ボケとツッコミの漫才をやっているようなものだ
耳も遠くなり 滑舌も悪くなり 頭も悪くなり
心は意固地 身体はいぼ痔
大人になった子供達との暮らしは
親のプライドが邪魔をし緊張を強いられる
息子が3年ぶりに家に戻り10日あまりが経った
息子は 昨日の朝早くから 泊まりがけで出かけてしまった
戻るのは明日かな明後日かな
聞いたけれど 本人もわからないとのたまい
同じく昨日早朝に来た娘は
ちょうど出かけようとしている息子と交錯
「ヤぁ」との会話だけを交わし さっぱりしたものだ
父ちゃん休む間もなく
平等に子供達の送り迎えをしなければいけなくなった
娘はむすめで
友達と会うため出かけるので 父ちゃんはまた駅まで送り
耳も遠くなり 滑舌も悪くなり 頭も悪くなり
心は意固地 身体はいぼ痔
大人になった子供達との暮らしは
親のプライドが邪魔をし緊張を強いられる
息子が3年ぶりに家に戻り10日あまりが経った
息子は 昨日の朝早くから 泊まりがけで出かけてしまった
戻るのは明日かな明後日かな
聞いたけれど 本人もわからないとのたまい
同じく昨日早朝に来た娘は
ちょうど出かけようとしている息子と交錯
「ヤぁ」との会話だけを交わし さっぱりしたものだ
父ちゃん休む間もなく
平等に子供達の送り迎えをしなければいけなくなった
娘はむすめで
友達と会うため出かけるので 父ちゃんはまた駅まで送り
ハァ *´Д` ´Д″ハァ…
父ちゃんと私 ふたりで
いつまでも我が家の「塀」を見つめていた
何故って癒されるからだ
夜は酒を呑むので 迎えには行けず
終バスがなくなった娘はタクシーで帰って来た
父ちゃんも私も夜9時には寝てしまったので
娘のご帰還は知らない
娘の長風呂にも気が付かなかった