最近ミニマリストなる言葉を目にする事が多い
これ私の生き方そのものやないか
15歳で家を出 高校は寮生活
中学生の時 器械体操の県チャンピオンになったので
県内外の高校から 我が校に来てくれとのお誘いがあった
その内の1校に行くことに決め家を出た
家から持って出た物は
洗面道具 下着と ジャージのみ
制服や その他諸々は 学校から
先輩のお下がりが支給された
勉強道具なんて持って出なかった(爆)
紆余曲折があり
受験した大学はすべて不合格
浪人も就職も嫌で
どうでもいいような地方都市の短大に入学
学生寮はこりごりだったので
ボロアパートに入居 3,600円だった これが凄い衝撃との出会いで
後に「烏合の衆」と題して このアパートでの生活を小説に書いた
どこかで入選しています
書いた内容は覚えているけれど すべて処分をしてしまった
部屋には前の住人の荷物がそのまま残っていた
夜逃げをしたらしい
後にその女性はアパートに戻って来た
その女性の顔を今でもはっきりと覚えています
生きる事なんて「何もない」と簡単よ!と
喉まで出かかったがやめた
私はまだ18歳だったし
女性は20代にも 30代にも見えた
その女性の生活道具があったので
そこに 身一つで 越して来てしまった
女性は私がすでに住んでいる事に驚き
本当は戻って来たかったのかもしれないが
「ここにある荷物はみんな使っていいからね」と
私に言葉を残して去って行った
勿論荷物は全然使わなかったけれどね
で何のかんので
半世紀 経っても 変わらずの身ひとつの生き様
今も家には私の物は殆ど何もない
家族は超真逆 捨てろよ!
感性の嚙み合わない2人が 何年も一緒に暮らしている
故に
生きる事は退屈しないのかもしれない
そうだ 世界を旅している時も こんな私だから
いつも 出入国で 引っかかった
最終的に1年半ぶりに日本に帰った時
根掘り葉掘り聞かれ なかなか解放してくれなかった
所持品はパスポートぐらいだったもんね
書くと終わらなくなるからやめるけれど
今の家に越して来た時の私の部屋です
今は猫部屋になっています
あまりにも愛想が無いので
玄関マットを引っ張り出してきて写真を撮ったような…
窓に映っているのは洗濯物です
オバケではありませんよ👻
ミニマリストとは やっぱり違うかな
ただのド変人ですね 😛