HDL-コレステロールは
善玉コレステロールとよばれ
健康診断の血液検査項目の
1つになっています。
この数値は
男性よりも
女性の値が高く、
数値が高いほど健康状態が良いことを表す指標です。
基準値が
男性で40mg/dl以上、
女性で45mg/dlといわれています。
グラフで表わしてみると分るのですが、
男女ともに、
1日の歩数が多い人ほど、
善玉コレステロールの値が高いことが表れてきます。
善玉コレステロールは、
血管壁に沈着したコレステロールを取り除き、
肝臓に運ぶ働きがあります。
その働きで、
動脈硬化を
予防できると言われています。
動脈硬化とは、
動脈にコレステロールなどがたまって、
硬くなったりして弾力性を失った状態です。
動脈硬化が進行すると、
日本人の死因の主な原因である
心疾患(心筋梗塞など)や
脳血管疾患(脳梗塞など)を
引き起こす恐れがあると言われています。
このことから、
より多く歩くことで
善玉コレステロールの値を高くして、
動脈硬化を防ぐ効果が期待できるようです。
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