いくつもの作業や仕事を抱えている人にとっては、
これは、衝撃的な事実かもしれません。
脳は、
生物学的にみても、
意力を必要とする作業や、
インプットを同時に複数処理することはできないのです。
つまり、
同時に何かをすることは
脳科学的にみても不可能なのです。
いくつものタスクを
同時平行して行っていると思っているのは、
実は、
一つ一つのタスクを
次々に切り替えているだけです。
結局のところ、
一つのタスクを
途切れ途切れにやっているに過ぎないのです。
しかも、
途切れ途切れになることで、
そのたびに集中力がリセットされます。
当然、効率も悪くなり、
間違いをする確率もあがります。
作業の効率を上げたければ、
マルチタスクをやめ、
一つの作業に集中する方が断然いいのです。
ちなみに、
マルチタスクで作業を行った場合、
単独でその課題に取り組んだ場合と比べると、
完了させるまでにかかる時間は、
平均で2倍!
つまり、マルチタスクで“デキる”気になっていても、
実情は“デキない”人になっているかもしれないのです。
さらに、
脳にも余計な負担や負荷を掛けてしまいます。
それがストレスとなり、
脳を必要以上に疲れさせる原因に。
脳が疲れることで、
さらに能率が低下して、
ますますパニックに。
一つ一つのことをコツコツと。
それが本当の意味で、
能力の高い人のスタイルなのです。
#ウッドタップ
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