汗と涙の着物生活 

突如着物に目覚め、ついに着物作成に挑戦。着付けに涙し、とどまらぬ物欲に冷や汗の毎日。

五月場所大相撲観戦

2014-06-11 | お出かけ
5月最後の土曜日に、何年かぶりに大相撲五月場所を観に行った。

この観戦は、江戸下町文化を楽しむ「采芽会」さんが主催してくださったもの。
観戦の後は、元祖キムチちゃんこのお店で、現役力士を囲むという特典つき(^-^)。

結びの一番は、稀勢の里関vs.日馬富士関。
稀勢の里関が負けて、優勝の目が亡くなったかと思いきや、日馬富士が負けたという軍配。
そして物言いがついて…審議の結果は、日馬富士が稀勢の里の髷をつかんだことによる反則負けとなった。
図らずも、その真実の瞬間をスマホカメラに収めていたのでご覧ください。



この日のメインイベントは、その後の宴会。
ゲストとしてお迎えしたのは、現役十両の里山関。
入幕後、とんとん拍子に西前頭まで昇進したものの、その後幕下に陥落。
後輩38場所ぶりという史上最長のブランク期間を経て、再入幕した記録を持つ。
その復帰直後の奮闘ぶりは、「目撃!日本列島「幕尻 里山~土俵際の15日~」」というタイトルのTVドキュメンタリーにも取り上げられた。

主宰者のTさんが、苦労の末手に入れたそのドキュメンタリーを鑑賞しながら里山関を待つ。
最軽量力士として苦戦しながら、わが身を犠牲にしてまで勝つ方法を考え抜き、体を痛めながら土俵に上がる姿に涙…
その後、宴会では里山関と偶然にも隣の席となり、相撲界の知られていない話を聞いたばかりか、立派な筋肉にまで触らせてもらって…
ぐふふの時間を過ごした。


里山関は、奄美大島出身ということなので、この日はぜひ大島紬を着たかったのだが…
袷しか持っていない。
5月ぎりぎり、袷でもよいか?と迷ったが、夏といってよいほどの気温。
狭い国技館の席で、袷を着て茹ってしまう覚悟はなかった。

せめて、奄美大島に近いものを・・・と考え、選んだのは綿薩摩の単衣。


帯は「今年は半幅帯強化年だ!」と張り切って買った組織りのものを初おろし。
(矢の字にうまく結べなくて、適当結び。強化は続くよ、これからも…)



ご一緒したSさんには「完璧なコーディネート!」と褒めていただけたのだが…
それでも、一緒に参加した方が大島の単衣を着ているのを見て、「やっぱり単衣を買っておけばよかった…」と物欲に苛まれるのであった。

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