今朝、ふと庭を見ると、すぐ目と鼻の先の緑の中になにやら丸いものが・・・トマト・・・庭を見る気持ちのゆとりが無くて、春から夏にこんなに変化があるなんて、正直、気がつきませんでした。
最近は毎日のようにズッキーニやキュウリ、トマトが採れるとかみさんが言います。
昨日のキュウリ揉みだって我が家のキュウリで作ったのだとか。
で、今日は趣向をかえて、我が家の家庭菜園事情です。
我が家の庭は広さにして3.5坪くらい、南向きの庭です。
フェンスに囲まれ南側は生垣です。
かつて、庭はアジサイが咲き、モミジの木がありました。
真ん中はレンガを敷いていました。
自分で砂を敷いて均して、レンガを並べ、目潰しにまた砂を入れて突いて、まあ、それなりに苦労したんですよ。
ところが、私の知らないうちに、アジサイが無くなり、モミジは切られ、レンガは毎年少しづつめくられ、ついに今年は当時の面影は全くありません。いつのまにか畑に進化していたのです。
畑と言っても、栽培できるのは実質的には1坪ほどです。
が、しかし、狭いながらも我が家の家庭菜園はすごい!
家庭菜園がすごいのではなく、植物の生命力がすごいと言い換えるべきでしょう。
1坪菜園に今植えられているのは、 キュウリにトマト、暫くすると茗荷、ニガウリ、オクラも収穫できそうです。画像は植木鉢に植えているズッキーニです。去年の残りの4粒の種を蒔いて育てています。
ズッキーニはキュウリに似ていますが、ウリ科のかぼちゃの仲間。イタリア料理「ラタトゥィユ」はズッキーニやトマトなどの夏野菜を炒めて蒸し煮したもので、ズッキーニは欠かせないとか。私はそんなおしゃれな響きのある料理とは縁がないけれど、トマトと野菜のスープ、炒め物、漬物で食べることが多いです。(ここでかみさんから、ラタトゥィユはよく食べてんじゃないのと、クレームがつきました。あれがそうやったんか・・・)
野菜に青虫や毛虫が付きますが、我が家は狭いので、見つけ次第、踏み潰しや捻りつぶしの刑です。だから農薬は使っていません。私はこの点が気に入っているのです。
肥料はみずほ農園でリサイクルもみがら堆肥や有機石灰を買って、収穫のあとで土の上に載せたり、土に混ぜたりしています。時々液肥で補っているようです。
そして、地面が空いていると30センチくらいの穴を掘って生ゴミ、油粕、米ぬかや鶏糞を埋めます。
大雑把な彼女なりに、不完全ですが有機栽培のまねごとをしています。
街中の共同住宅、匂いなどで周辺に迷惑をかけないよう、それなりに気を付けているつもりなんでしょね。
ときどき、かみさんの趣味と実益を兼ねた一坪菜園メモを綴りたいと思っています。