カモミーユの部屋 ブログ
《出展アーティスト》 村松 司さん 和泉田 初代さん
2011年 8月3日(水)~9日(火)
銀座三越M2階 銀座スタイル サロン ド ジュエリーGスペース
子どもの「行くぞ」の一言で急遽初日に行って来ました。(相変わらずいばっています)
銀座三越で開催されている村松司氏のジュエリー展
本当は先輩のIさんと一緒に行って久しぶりにお話しでもできたらとスケジュールを考えていた最中。
子どもは子どもで銀座近辺にあるカード屋さんをスマートフォンで調べ行く気満々になっていました。
そのあと子どものお友達から遊びの誘いも入りとにかくすぐに出かければ間に合うという事になり慌しく出掛けたのでした。
でもでも着替えさせるのに一苦労。
「銀座だから着替えるなんておかしい。俺は俺だ。」いちいち主張があってスムーズに事が進まない我が息子。
「高級なところだから雰囲気をこわしてはいけないんだよ。」
なんとかてれんとした部屋着から着替えさせ出掛けて行ったのでした。ふぅ
村松さんとは昔の同僚。奥様は私のWAX原型制作の大先輩。
以前は同僚ゆえ「司君」なんて呼んでいましたが、今では七宝(プリカジュール)の権威。「先生」です。
研究に研究を重ね、高みに行ってしまった感のある「司君」ですが、今回は以前の少年心を彷彿させる遊び心あふれる、
さらにおとなの粋を感じさせる新作が目を引きました。(写真を撮らせて頂かなかったのが悔やまれます)
和柄の巾着袋をケースにしたピルケースとふた付きの御香立て。
繊細な細工の上に施されたプリカジュールの絶妙な色彩は、今までのアールヌーボー風な洋のテイストではなく、和のテイ
ストと色合いを感じる作品でありました。
昨年の展示会で「今度スイスの博物館に呼ばれて展示会をするんだ。」と言っていたので、和を意識するようになったので
しょうか?
「ずっとジュエリーばっかりだと飽きちゃってさ」と遊び心とも余裕ともとれる発言。
いたずらっぽい笑顔を浮かべるあの頃の「司君」を垣間見たのでした