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夏のドライブ情報 高地での霧発生時の注意点

2016-08-04 09:46:18 | attacks letter web版

周りを山で囲まれている長野・山梨。
夏から秋にかけて
標高の高い山間部や山間の盆地は霧の発生が多く、
長野県の霧ヶ峰といった地名に霧が含まれている場所は、
その地形や気象状況から霧の発生率が高いそうです。

そこで、今日は霧発生時の運転について、注意点をご紹介します。

霧が発生して、視界が悪くてもハイビーム(走行用前照灯)は使用しない。
 霧が発生して視界が悪いと遠くまで見通したい一心で
 ハイビーム(走行用前照灯)を使いたくなります。
 けれど、光源が上向きのため、
 ヘッドライトの灯りが霧に乱反射してしまい、
 かえって視界が悪くなってしまうのです。
 必ず光源が下向きになるロービーム(すれ違い用前照灯)を
 使用しましょう。
 
ヘッドライトだけでは見えづらいときはフォグライトを点灯しよう。
 フォグライトは、前部霧灯と呼ばれており、
 霧などの微小な浮遊水滴を反射しないようにするため、
 焦点を定めずに照らすようになっているものです。
 濃霧のときは、クルマの直近の視界確保と
 ほかのクルマからの視認性を向上するために、
 クルマに近いところを左右に広く照らす特性をもった
 フォグライトを点灯しましょう。
 
高速道路上で濃霧が発生したら、視線誘導灯に沿って走行しよう。
 高速道路には、ドライバーの視線を正しく誘導する視線誘導標があります。
 そのうち、目印部分に電灯を用いたものが視線誘導灯です。
 濃霧では視界が非常に狭まり、
 まっすぐ走るだけでも難しくなることがあるため、
 視線誘導灯を活用し、無理なスピードを出さずに走行しましょう。
 
濃霧で運転を続けるのは危険だと感じても道路上に停車しないこと。 
 運転中に濃霧に遭遇したら速度を緩め、
 前を走っているクルマとの車間距離を十分に保ちましょう。
 ただし、高速道路の本線上はもちろんのこと、
 一般道であっても道路上での停車は追突される恐れがあるため、
 停車は絶対にやめましょう。

以上が霧発生時に運転するときの注意点です。
でも、あまりにも霧が濃く、運転を続けるのが危険だと感じた場合は、
無理に運転せずに、安全な場所にクルマを停めて様子を見てください。
一般道であれば駐車場、高速道路であればSAやPAなどに入りましょう。
それからラジオやスマートフォンなどで交通状況を確認し、
霧が晴れるのを待つことも大切です。

夏休みに入り、観光地へ向かう車の量も多くなります。
普段車を運転しないにわかドライバーも増えます。
プロドライバーさんは周りの状況にも
十分気を配ってくれぐれもご安全に~

 

参照サイト GAZOO.com/JAF 

コメント
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