世界でここだけの魚「ミヤベイワナ」
北海道の然別湖にのみ生息するサケ科イワナ属の淡水魚で、オショロコマの亜種で「ミヤベイワナ」と呼ばれています。約1万5千年前に大雪山系の火山噴火により現在の然別湖が生まれた時に、川と海を往復していたオショロコマが湖に陸封されて、湖沼内で独自の進化を遂げたもの。和名「ミヤベイワナ」は、この魚を最初に発見した、札幌農学校の教授であった宮部金吾博士にちなんで、大島正満博士が1938年に命名したものです。ほかのオショロコマとの違いとしては、尾鰭(おびれ)・胸鰭(むなびれ)が大きいことと、鰓(えら)の中にある鰓把(さいは)の数が若干多いことなどが挙げられます。つまり、世界でここだけの魚なのです。
特別解禁
大雪山国立公園唯一の自然湖。この然別湖で限定特別解禁します。