北海道ならではのイベントです。
しかりべつ湖コタンのご紹介
映画「REX」の舞台にもなった。
然別湖コタンは、この自然の中で環境的にもインパクトが少ないイベントして、厳寒期の北海道を広く紹介するものとなっています。 昭和55年、若者たち数名が北国ならではの楽しみを発見しようと然別湖上に氷の家(イグルー)を作成。この氷の家は、春になれば自然に溶け、廃棄物による湖水汚染も必要ない遊び心満点の建造物です。 昭和58年には地元青年や子ども達も参加し、然別湖は冬も楽しめる環境として注目されました。そしてNHKのゆく年くる年の新年側のオープニングで紹介され一躍全国区に。
夜のコタンは幻想的
然別湖も冬の営業は大変厳しい状態で、忘年会や正月以外、2つのホテルは雇用を縮小し営業していました。 しかし、昭和58年のNHKテレビ放映を皮切りに「然別湖コタン」の全国放送が相次ぎ、然別湖の来訪者が増えていきました。現在では冬期間の集客の柱となり、韓国や台湾のお客様も楽しみにされるイベントに成長しました。 凍結した湖上での構造物は当時非常に珍しい企画であり、冬のイベントの中でも特色あるものです。冬期間の来訪者を活発化させた功績は大きく、期間も長いことから、経済効果の高いイベントとして評価されており、第14回ふるさとイベント大賞で「大賞」を受賞しました。
アイスバーが人気
氷のブロックは農業用のサンテナに雪と水を混ぜた物を入れ、ひっくり返してサンテナをはずし、一晩おき、固めます。それを積み上げていきます。 接着剤は水と雪を混ぜたシャーベットのみですから、この作業は気温の冷え込みが鍵となります。冷えないとくっつかないからです。 近年では、アイスバーと併設でアイスホールが建設されており、コンサートが開催されています。雪と氷の中で音が不思議な広がりを見せ、幻想的空間を醸し出しています。
スタッフ仲間で結婚も
19回目からは全国からボランティアを募集しています。毎年40名くらいの方がいらっしゃるので、のべ300名以上のボランティアが参加してくれました。過酷な作業ですが、建物が出来た時の喜びは何ものにも代え難いので、毎年参加する方もいらっしゃいます。
冷たすぎる氷のテーブル
■環境に敏感なイベント
然別湖は大雪山国立公園の南端に位置し、北海道の湖としては一番高い標高800mにあり、水深は最大で100mです。氷の厚さは80㎝にもなります。
また、開催期間は毎年1月20日~3月31日までを予定していましたが、暖冬で3月15日に閉村した年もありました。コタンは本当に気候との戦いです。
然別湖は手付かずの大自然が魅力です。四季もすばらしい自然環境を多くの方々にぜひ堪能していただきたいと願っています。
2012年1月28日
午後7時
しかりべつ湖コタン開村
3月31日まで開村予定
コメント
- ゆうゆ [2011年11月11日 14:18]
- 『げんかんで結婚式』ってあるから
てっきり『玄関』←こっちかと・・・
幻想的できれいですね☆
ちょっとプルっとなりますが。
一度アイスバーで飲んでみたいです♪ - 然別湖くん [2011年11月11日 16:00]
- ゆうゆ 様
期待通りの反応ありがとうございます。
なんで“げんかん”なの? と思っていただけたのですね。
タイトルって大事。頭を使います。
アイスバーでアイスグラスで乾杯しましょう。
おまちしています。 - ゆうゆ [2011年11月11日 16:44]
- ありゃりゃりゃっ・・・
まんまと引っ掛かっちゃいましたね(>_<)
やっぱりおもしろいタイトルだと
開けちゃいますね♪
これからもおもしろいタイトル、よろしくです(^v^) - connie [2011年11月11日 16:54]
- こんにちは
なんとも幻想的で、またロマンチックな場所なんでしょう!
ここであげる結婚式は何とも感動的な雰囲気ですね。
ウエディングドレスの下はしっかり防寒が必要そうですが笑☆
来年の夏あたりに鹿追に行く計画を立てていたのですが、
この「しかりべつ湖コタン」見たさに前倒ししてしまいそうです!!(>_<) - 然別湖くん [2011年11月11日 17:28]
- connie 様
毎年どんなチャペルができるか、これが楽しみです。
春には融けてしまうチャペル、二人の心にだけ残る場所になるわけです。
来年の2月中旬ごろが完成度も高くなっています。どうせなら冬と夏の両方にしましょう。帯広空港か新得駅ならお迎えに上がりますよ。
ちなみにガズームラ見て、コタンの建設ボランティアを体験したグループもおり、いい思い出になったそうです。
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