今日は私が入院してる病院の
救急担当日です。サイレンが
鳴り響き、休日も沢山の急患
が運び込まれていて、元気で
入院してる自分が申し訳ない
気分です。ちょうど14年前に
亡くなった父は、その3年程前
救急でこの病院へ入院になりま
した。たまたま担当医が小中高の
同級生で、その時は父親の病気の
事で大変お世話になりました。
高校生の時に彼が近県の有名医大
へ入学した事は知っていましたが、
田舎へ戻っている事は噂で聞いてい
ました。この病院は理事長も院長も、
彼の大学出身者で歴代占められてい
て、系列病院みたいな存在です。
そんな同級生がいてくれたのは
とてもありがたかったし、彼も
父親の病状や今後の予後やリハ
ビリ、精神的な対応の仕方など
忌憚なく話してくれて、その後
の自宅療養生活に多いに役立ち
ました。親が倒れてしかも認知
機能に問題が出た時、元気な時
の親を考えて現実を否定したく
なりますが彼の冷静沈着な忠告
はとてもありがたかったです。
患者や家族にとってどう医師を選
ぶかというのは大事だと思います。
その後、母親も癌になりここの外科
で手術をして最後は訪問看護を受け
ながら自宅で亡くなりました。この
病院には縁があったのかもしれま
せん。ただ自宅から近いというだけ
の理由でわない事は確かです。
一番近い病院は日赤ですが、行き
たいという気持ちはありません。
彼とは父親が亡くなった翌年に
高校の同窓会の還暦祝いがあり、
彼も出るというので私も同窓会
に始めて出席しました。還暦だ
というのに物故者が20名もいま
した。総数120人程度の同期生の
20%近くが亡くなっているのです
から驚きでした。年齢の割には老
け顔の同級生も多くて、お前は昔
より若く見えると言われて少し嬉
しかったです。今年は古希の会が
開催予定ですがステロイド治療中
で感染も怖いので欠席します。
ここ１ヶ月でめっきり老け込んで
しまいました。