今日は病院が開くのと同時に
採血をして9時半には主治医
の診療を受けました。検査の
数値は前回の時より少し改善
していました。このまま順調
なら2週間後にはステントも
抜いてもらえそうです。これ
が終われば、ひと安心です。
炎症性で詰まっているならば
早く抜いて欲しいと思うのは
素人考えなのかもしれません。
それと退院日に総蛋白量とAlb
の値が低く、私が気にしていた
体重減少の事も聞いて見ました
が、気にする程ではないと言う
先生の話でした。先生には細か
い数値を気にし過ぎだと言われ
ましたが、1日1,800カロリー
目標では体重減が続く様な気が
するので、少し摂取カロリーを
増やすことを申し出て了承して
もらいました。入院中と違って
日々の運動量も増えるし、なに
せ消耗が激しい病気らしいので
血糖値には注意しながら2,000
カロリー位に増やしてみます。
それとステロイドに加えて胃
薬が追加されました。これは
ステロイド常用者には付き物
の薬剤性の潰瘍発生を予防す
る目的ですが、私の場合はこ
こ1年近く喘息の診断も受けて
薬を常用していて、その影響で
薬剤性の肝障害を起こす場合も
あるそうなので胃薬の選択には
先生が慎重を期したようです。
自宅にいる間も入院中と
変
わらず自分で可能な体調の
観察は続けています。実際
血液検査をしないと数値化
は出来ないですが、感覚的
には少しづつ改善している
様子です。気になる点を言
えば相変わらず体重減少が
続いている事です。明日は
その事を主治医に聞いてみ
ます。退院時の説明では余り
先生は気にしてないようです
が、会う人殆どに皆口を揃え
て、痩せたねと言われると悪
い病気にかかっているようで
気が滅入ります。
714の語呂合わせだそうです。
私は20年以上前からこの時期
胃と大腸の内視鏡検査をして
います。毎年同じ先生に胃と
腸の様子を見てもらっている
ので何かあっても安心です。
過去にはポリープが見つかり
検査と同時に切除してもらった
事もありました。一度だけ内臓
脂肪を燃焼させるとか言う漢方
を使った小林製薬の医薬品を飲ん
だ時、大腸の粘膜が変色した事が
あり、何か飲んでるのと先生に聞
かれ、止めた方がいいと言われた
事がありました。この会社は紅麹
で大変な事になってるようですが
先生に指摘されてからはここの物
で体内にに入る製品は一切買わな
くなりました。メタボの時はつい
手を出したくなるネーミングの品
が多いのがこの会社の特徴です。
最近では十二指腸の粘膜が浮腫ん
でますと指摘されてました。胃腸
の不快感といった自覚症状は全く
なくて、最近ストレスがあるの?
と聞かれました。思いあたる事は
ありませんでしたが、今思えば
十二指腸乳頭部の奥にある胆管に
強い炎症が起きていた訳で、それ
が関係してたのかもしれません。
いずれにせよ定期検診はやって
おいて無駄はないと思います。
私が胆管癌を合併してたら定期
検診しても無駄ですがね。癌の
可能性が高い、と言われた時は
一度売却しようと思った愛車も
命拾いして、近々ディーラーで
法定点検をしないとなりません。
ちょっと費用が心配ですが、乗り
続ける以上しょうがないです。
毎年この季節には夫婦で集中的に
やってきましたが今年は入院騒動
で少し実施が遅れそうです。主治
医は癌の健診はいつも通りやって
いいですよと言いますが、入院中
は放射線被曝も多かったし、少し
やる気がありません。胃と大腸の
内視鏡検査は昨年やって、血液の
検査でγグロブリンと血沈の亢進
を指摘され、万一の事もあるので
大学病院での検査を勧められたの
に行けませんでした。タラレバで
すが、そうしておけば今の難病が
早期発見されてたかもしれません。
そんな事も考えながら、その先生
に検査の予約をお願いに行ってき
ました。ことの経緯を話すと先生
もびっくり仰天して、事態を理解
するのに困惑した様子でした。私
と年も近いので、これは臨床経験
もなかった疾患だと推測しました。
普通なら画像診断で肝門部胆管癌
と考えてしまう所見です。先生は
とりあえず炎症性の疾患と診断さ
れて良かったけど、その肝臓部位
だと体重減少を起こすよと話して
くれました。近々ステントが抜け
たら内視鏡をまたお願いしますと
頼んで、妻の検査だけ先に予約を
入れておきました。ベテランの
開業医の先生が言うように1年前
大学病院へ行ってたとしても見つ
けられたかどうかは分かりません。
この大学は私が受験生の頃に医師
不足の解消に国が一県一校を目標
に新設された医学部で、当時その
大学に自然科学研究の素地や歴史
もそれ程なくて、戦前は文系中心
の旧制高校でした。入学するのは
男子学生のみで帝大や旧制大学へ
進学する為の学校でした。戦後に
GHQの学制改革で男女共学になっ
た所謂、駅弁大学です。新設学部
なので自前の医学を教える先生も
いないので、他の旧制大学医学部
から集められていましたから、受
けてみようとは思いませんでした。
どうせ医学部へ行くなら大都会の
歴史ある大学が卒業後に医師とし
て経験を積むのには有利だと実に
分不相応な大それた事を思ったも
のです。今や地元の医師の多くが
この大学出身者で占められてます。
主治医もその大学で病院の医局も
繋がりが強いようです。同級生に
も一度都会の理系大学を卒業した
後、この医学部へ入り直して開業
したものが何人もいます。私は
私立でしたが大都会の歴史がある
医学部に受かりしました。医師と
なる資質も実力もないくせに変に
プライドだけ高くてブランド志向
の実におぞましい性格の人間だっ
たと思います。開業医の先生には
よりによって、こんな珍しい病気
になるなんてねぇとしみじみ言わ
れましたが、これも人生です。
近所の薬局に注文していたの
が届いたと連絡があって引き
取りに行きました。入院中は
プレドニンを飲み始めてから
毎日4回、朝、昼食と夕食前
最後に就寝前と計測していま
した。パターンとしては空腹
時、食事後2時間、3時間と
5時間のタイミングになります。
私の場合は就寝前に計測する
食後2時間位の血糖値が200超
える時がありました。主治医は
薬の影響で問題ないでしょう
と言いますが、自宅に戻って
からも計測してみようと思い
自費で購入しました。DMの
患者さんでインシュリンを毎日
注射してる人は測定器が貸出され
るそうです。機器そのものは高
価ではないでが、測定する為の
手指消毒用アルコール綿、手指
を穿刺して血液を絞り出す為の
使い捨ての針、血液を採取して
機器に計測させる為のセンサー
と呼ばれる濾紙の様なチップ片
(使い捨て)が毎日だと馬鹿になら
ない値段です。私はそこまで計測
する必要もないので、1日2回夕食
前と就寝前だけ計測して暫く様子
を見てみるつもりです。計測機器
と携帯電話をBluetoothでペアリ
ングするとダウンロードした専用
アプリに計測数値が自動的に記録
されて、一覧表やグラフを作成し
てくれるので便利です。