Be Natural

気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

趣味:開墾

2015-07-22 12:49:16 | ハンマーナイフ&草刈り

さて、前回農業を始めてみると宣言してから

またまた、大変ご無沙汰してしまいました

 

というのも

実は、開墾作業に熱中してしまっていたんです

春になる前に、なんとか形を作っておかなければ・・・

と気持の上では思っていながらも

何をしたら良いのかわからず

 

また土が凍っている間は、冬に入る前に刈っておいた草を燃やして

焚火をしながら思案するばかり

まだ寒い季節でしたが、

熾りを眺めてたらなんとなーく気持ちが穏やかになれるんですねぇ

 

さて、なにから手をつけようかと、

田起こししておいた凍った土をほぐしてみると

なんと笹系(地元ではチバとか呼ぶらしいです)の草の根がビッシリ

これはまず、根っ子を取り除かないと何もできないとわかり

草の根の除去に専念してみましたが

 

当然のことながら、出るは出るは

 

表面から深さ約50cmまで掘り起し

粘土層まで蔓延ってるもんだから

朝から晩までかかって

ようやく1mx3mほどの土地を耕せただけ

昼食を家に帰って食べる時間も勿体ないと

山歩き用に使ってるコンロと折り畳みのチェアを置いて

山でも定番のインスタントラーメンとオニギリで過ごしました

 

まだ肌寒い季節でしたが

冬の間屋内ばかりで過ごしていたこともあってアウトドアが心地よくて

すっかりハマっちゃいました

 

とはいえ、いったいつになったら畝ができるのかなぁ

と考えると、途方もない時間がかかりそう

悩んでも仕方ないし、とりあえず”やる”しかないだろう

 

と思って根っ子の除去に熱中していると

村の人が来て

「こら大変やわ! 水入れて腐らせた方がいいんと違う」

との助言をいただき

 

それなら、水路がいるな!と、とりあえず外周の水路を掘り起してみました

 

とはいえ、どうやって水を引き込んだらいいのかわからず

勝手に農業用水の蛇口を開いて水利組合から文句言われるのも困るしなぁと思い

 

またまた根っ子の除去を続け

畝を立ててみたところ

 

元々田圃であった土地でもあり、水はけが超悪いことを発見

粘土質の下まで掘ったら抜けてくれるかなぁ

と試してみたけど

到底抜けてくれないことを悟り

 

暗渠を作ることも考えて

急いで愛知県の一宮まで行き(奈良が予約いっぱいだったため)バックホーの免許を取り

レンタルか、はたまた購入する方がお得か

と細部にわたる準備と調査をしてみました

このサイズのバックホー

中古の輸出でも人気だとかで市場も品薄でとっても高価

 

大きかったら専用のトレーラーも必要となるけど

このサイズだったら普通の2tトラックの荷台でも運べるってのも

人気の要因なんだそうです

 

そしたら人力で溝掘って暗渠作れるかな?と

資材を調査

そのまま埋めても泥が穴を塞いでしまうため

ホッケ貝の貝殻とか、砂も必要なんだとか

こらまたでーらいお金がかかるがね

 

どこのそんなお金あるん

 

またまたバックホーに話題を戻すと

レンタルだと安いところで 10,000円/日

いまの開墾地だけじゃなくて、他の休耕田もみんな掘り起こそうかな

などと考えたら、1反当たり最低でも5日

5反分としても25日は必要なわけで

レンタルでは運送費もかかるから連続して借りるとなると

仕事を休んでするわけにもいかず

新品を買って、レンタルにしちゃおか

と見積もりを取ってみたら

小さな2tクラスで税込350万円ほど

 

その上、納期が3月と言われ・・・

ガックシ

 

バックホーや暗渠は、仕方がないので冬の間にすることにして

次の手段を考えようと、暗渠より先に普通の溝切りをしてみることにしました

我が家の農機具置き場にあった古い鍬や鋤

そして溝切ようの道具

 

最初は、三本鍬で試してみたところ

とても溝とは呼べる代物ではありませんでしたが・・・

このシャベルのような道具

凄いです

 

タコ糸を張って曲がらないように掘り進んでみたところ

 

溝だけよりも ちょっとした池もあった方がいいかな

と蛙が飛び込めるような水溜りも作ってみました

 

杉板を買ってきて 水路の堰を作り

試しに水を流してみては高低差を調整して

 

 

水路に戻すための溝を切ってハンマーナイフが通れるようにと

塩ビのパイプと蓋を施しました

 

 

とりあえず、柿の木の下の日蔭に作った畝には

 

去年ベランダで栽培してみた蕗と茗荷を植え

 

土壌改良剤(チップ堆肥)を混ぜて 里芋を植え

その後、週末毎に新しい畝を増やして

GWも全て開墾に費やしちゃいました

 

柿の木も若葉が出はじめたと思ったら

すっかり日蔭もできるようになって

5月末になって

ようやく里芋、山芋、トウモロコシ

春ウコン、三州生姜を植えました。

あの荒地がここまでになったかと

我ながら感心しながら眺めていましたね~

 

 

さて、この後どうなってゆくのでしょうか

 

また次回、お知らせさせていただきますね

 


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