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気取りも なんのてらいもなく  あるがままの自分を 感性の赴くままに そんな独りよがりの書き捨て日記です。

”失敗は成功の基”【田圃で蕎麦栽培】2年目の挑戦!

2023-10-02 16:51:12 | ハンマーナイフ&草刈り

このブログで何度も記事にさせていただいておりますが

 

ここ十数年

頭の中は、耕作放棄地や農地山林の草刈りのことばかり

 

コロナ禍となって外出や行動が制限されたのをキッカケに

生産性のないハンマーナイフでの草刈りから脱却しようと稲作に挑戦し

その後も継続して米作りを続けているものの

 

離れた農地の2反はどこよりも早く田植えをしてしまったため

出穂から登熟が周辺よりも早すぎて雀の餌場と化して1度で断念

(あと、あまりキレイとは言えない川からの水も諦めた原因

 

継続して稲作できてるのは山からの地下水が使える棚田の約1反だけ

 

ただ、稲作は田起こしや耕耘、代掻きなどの作業があるものの

野菜作りと比べたらさほど手がかからず

苗を植え、その後は早朝に起きて水管理しながら日々育ってゆく様子を観察するのも楽しく

バインダーでの稲刈りと天日干し、脱穀が大変だと思いつつ

身体が動く限り続けていく決意なのですが

 

雀の餌場となった農地他

何かいい使い道はないかとネットサーフィンしていたところ

 

蕎麦の栽培が目に留まり

なにやら蕎麦は成長が早く雑草の抑制になるとか

蕎麦自体も健康にも良い食物であることを再認識し

 

数年まえにユンボで開墾し

一昨年はもち麦を栽培した農地で蕎麦栽培に挑戦してみようと決め

 

2022年8月末

もち麦の種を購入してからお気に入りの

京都山科の一燈園(のうけん)に電話して

蕎麦の種を約1反分(4キロ)申し込み

 

9月8日

のうけんへ引き取りに

 

 

9月15日

なんせお尻に火がつかないと動かない性分なので

種を引き取ってからようやく農地の耕耘開始

トラクターでプラウかけして

栽培の資料に蕎麦は水気を嫌うと書いてあったので

両培土を使って

溝を掘り

 

土が乾いてからゴンベーで蕎麦の播種

 

秋雨の時期だったので雨が降って水遣りしなくてもいいなと喜んでいたのですが

元々が田圃だった土地のため水捌けが悪く

雨が降ると水溜まりができ、なかなか乾いてくれず

ようやく発芽してくれたのはほんの一部だけ

10月19日

種まきから約1月後

ようやく開花してくれたのですが

やはり元気に育っているのは乾いた畝のほんの一部だけ

秋となって虫も少ないのかなかなか結実してくれず

11月24日

播種から約2月後

蕎麦は収穫まで75日と聞いていたので様子見していたところ

一部は枯れ、一部はまだ花のまま

その後、出張や狩猟の猟期が始まってアタフタしていたところ

気が付いたらすでに種も落ちてしまい。収穫ゼロ

 

せめて蕎麦がき一口でも食べたかったなぁ

後悔しきりでございました。

 

 

そして2023年を迎え冬を越し

今年はリベンジだぞ と意気込んでいたのですが・・・

 

 

酷暑続きで7・8月は草刈りするだけで命懸け

7月末には農地をプラウがけして準備しようと思っていたのに

種を申し込んだのが9月のはじめ

 

もう時期を過ぎたと言われつつ 種を注文して引き取りに行ったのが

9月15日

奇しくも阪神がリーグ優勝した翌日となりました

前年同様、蕎麦の種4キロともち麦(ダイシモチ)5キロ

リュックサックに詰め込んで

素直に京阪京津線の四ノ宮から電車で帰ろうと思ってたのに

琵琶湖疏水を眺めていたらあまりに勿体ないなと

この日も琵琶湖疏水沿いを歩いてみることに

 

途中で猪(たぶんウリ坊)がミミズを探した跡を発見!

相当小ぶりでしたが、豚熱でほぼ絶滅してたと思ったのにしっかり復活してる様子。

自然界って凄いですねぇ。

のうけんから約40分で天智天皇陵

天智天皇って中大兄皇子(大化の改新の時に中臣鎌足と共謀した人物)

いろいろ思うところあって うぅ~ん と唸りながら通過

疏水沿いの遊歩道はここまで

蹴上に抜けるトンネルを眺めながら

京津線と京都地下鉄の御陵駅に向かい

地下鉄東西線に乗車

(昔は三条から蹴上を抜けて路面電車だった部分)

三条で下車して四条まで歩き

南座でネット購入していたチケットを発券して

木屋町の宝くじ売り場でロト7を買おうと四条大橋を渡り

京阪四条駅に戻って丹波橋で乗り換えて奈良に戻りましたが

歩行距離7.5キロながら10キロほどの種を背負って37℃超えで

全身汗でビッショリとなりました。 暑かった~

 

種を申し込んだ9月9日

蕎麦を栽培予定の農地は

一月前にトラクターで耕起してあったのにこの有様

とりあえず、彼岸花を愛でたいと刈払い機で土手の草を刈り

翌日の9月10日

トラクターで鋤込むには雑草が成長しすぎてるなと

ハンマーナイフを投入

約1時間半で刈り込んで

その後雨が降ってしまい

ぬかるんだ状態ではどうしようもないなと様子見していたのですが

種が届いたとの連絡を受け

9月14日

トラクター投入

水分たっぷりで代掻きみたいな状態でしたがなんとか均し

9月17日

これ以上種播きが遅くなるのを避けたいと

緩い土壌のまま両培土で高畝に

9月20日

翌日は大雨との予報に大慌てしながら

なんとか表面が乾いているのを確認して

ゴンベーで種が播けるようにとミニ耕運機で畝の上をプラウがけ

畝から落ちたりぬかるみにハマったりと相当苦労させられながらも

なんとか4キロの種を播いたのですが・・・

翌日は予報通りの大雨

水捌けが悪く畝の上まで水に浸かりそうな様子を見て

焦って鍬で水路を作ったのですが

なんせ元田圃で泥土なのでこれも半端ないほどの重労働

それでもそこそこ水が抜けてくれてホッとしました

9月24日

種播きから僅か4日

しっかり発芽してくれました

10月2日

 





昨年の失敗から学習しなけりゃいけないのに

今年もやっぱり準備不足でどれだけ収穫できるかまだわかりませんが

後日またその後の様子をご報告させていただきたいと思っております。

 

そこそこ収穫できたらはじめは石臼を買って蕎麦粉にして

蕎麦がきにして、その後はもしかしたら蕎麦打ちして田舎蕎麦で食し

いずれは皮むき機を手に入れて

ロシア風カーシャ(蕎麦粥)にして朝食にするつもり

 

いつか我が家で友人達を呼んで蕎麦を振る舞えたら最高だろうなぁ

 

いつも夢ばっかで計画倒れが常態化しておりますが

なにはともあれ”失敗は成功の基”

来年こそは、どんなに暑くても7月中にしっかりと耕耘してサラサラの土にしてから種を播き

10月には収穫できるようにしようと固く決意したのであります。

 

さて、どうなることやら


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