実はわたくし
1990年と1992年生まれの息子が二人いるのですが
2000年にサラリーマン生活に見切りをつけて起業し
貿易業と時折海外向け派遣技師の請負を生業としていたものの
国内で安定しようと始めたネットカフェ事業に失敗
その後は主に海外への出稼ぎを主流にして
ガムシャラに働いて負債を返済していたこともあって
我が家はほぼ母子家庭状態
幼少期には国内外へ家族旅行などにも度々出かけていたものの
息子たちの小学校高学年から大学生まで
ほとんど親らしく接していなかったため
その罪滅ぼしをかねて
2008年に長男とドイツ・フィンランド・スウェーデン、デンマークへ
5年後の2013年にチャンカーとドイツ、イタリア、フランス
更にまた5年後の2018年9月 次男に10日前後の休みを取れるか確認して
マイレージでパリCDG往復の航空券を確保
珍しく出発前から大まかな旅程を立て
1月内に5日有効のグローバルユーロパスを購入
1月半前にRotterdamに行った時に
当初ピレネー山脈かスペインに行くつもりだったを
急遽Scotlandに変更してしまったため
何としてもピレネー山脈かスペインに行こうと決意
そのため時刻表を調べて
パリからスペイン国境の町Portbou行の寝台列車があることを確認し
出発となりました
9月1日
【05:42】
奈良の東大寺大仏殿を再建する時に縮小版で試作したと伝えれてる喜光寺前から
伊丹行始発のリムジンバスに乗車
【07:00】伊丹のANAラウンジで朝ビールと青汁
【07:45】羽田行に搭乗
【10:00】羽田のANAラウンジでブランチ
現地時間【18:00】 パリ、シャルルドゴール到着(入管後)
【18:30】リヨン駅行リムジンバス乗車
【19:00】リヨン駅到着
リヨン駅でユーロパスのヴァリデーションして夜行寝台券を確保
出発の21:30まで時間があるため リヨン駅前で腹ごしらえ
【21:00】Portbou行夜行寝台車に乗車
【06:51】フランス南部の主要都市 Toulouseに到着
ほとんどの乗客はここで下車
07:00にToulouseを出発し30分ほどして
あと2時間程度で終点のPortbouに到着だからしっかり寝ておこうと思っていた矢先
突然停車
アナウンスがあり、牽引する機関車が故障したとのこと
他の乗客も車掌に様子を覗ったりトイレに行ったりとバタバタしはじめ
「どこから来たの?」「へぇ~日本から!でどこまで行くの?」と質問攻めにあい
Portbouまでと伝えると
そりゃ大変だと気遣ってくれたのですが
全く動く気配なく
10:30頃になってようやくToulouseから牽引車が来るとのアナウンス
結局、11時になってToulouseまで戻ることになっちゃいました
とりあえずみんなに合わせてプラットホームから駅舎に移動して
みどりの窓口で順番待ちのチケットをとり
後続のTGVとなったたためPortbouで朝食を食べるつもりだったのが
Toulouseで正午過ぎとなってしまい
とりあえずパンとビールを買ってTGVに乗車
当初の予定が 21:53パリリヨン発 10:00Portbou着
それが変更になって 15:30 Perpignan着
Perpignanを17:10発の電車でPortbou18:07着と言われたのですが
車掌に、そしたら今日は一日何もできずに終わっちゃうと泣きついたところ
普通電車でピレネー手前のフランス側国境のCerbereに行き
そこからTAXIでPortbouまで送ってくれることになりました
【15:20】Cerbere着
【15:25】Cerbereの駅で駅員さんが待っててくれてTAXIに誘導
陸路で国境越えして【15:45】予定より5時間45分遅れとなりましたが無事Portbouに到着
(TAXIはフランス国鉄からの指示で、オリジナルの切符どおりPortbou駅までと伝えられていたため駅まで)
ホントだったら10:00にこのプラットホームに降り立ったんだなぁと
感慨深く眺めてみました
実は、フランスは広軌、スペインは狭軌のため
その昔の国際夜行特急は車輪の幅を変えられるフリーゲージで
この駅でその作業をしていたんですよ~
世界の鉄ちゃん垂涎の的
だから、そのフリーゲージトレイン以外はこの駅で乗り換えが必要なんです
電車の本数も少ないことや 普段利用者がいないからか
駅前でもTAXIはなし
ということで歩いてホテルに向かうこととしました
【16:04】駅出発
【16:10】ホテル着
荷物を部屋に放り込んで
町の散策に出発
目の前が海水浴場で
小さな町のため歩数を数えれるほど近所にBARもあり
【16:49】にBARに座り込み
まずはセルベッサ(スペイン語でビール)だべ
と いつものムール貝やエビのアヒージョ
イワシのパンフライをアテに バル飲みを満喫
このままBARで酔いつぶれては勿体ないなと
海岸沿いを歩いてみました
そうこうしてたら夕暮れ時となってしまい
晩御飯を食べなければと
海外沿いのレストランへ
【20:25】
BARでそこそこお腹はへっていなかったので まずワインを頼み
オツマミはスペインといったら定番の、まずはカラマレス
Calamares fritos a la Romana(イカリングフライ)
そして気張ってロブスターのパエリアを注文
【22:00】ホテルに戻ってシャワーを浴びようやく就寝となりました。
《②に続く》