9月29日
”あまちゃん”ロケの聖地【袖ヶ浜(小袖海岸)】を堪能してから
定刻14:00発上り久慈駅行に乗車
↑ 時間帯からも想像つきましたが
基本、地域住民の方のためのコミュティバス
朝7:00は通勤通学で
次の9:00はたぶん病院行
土日祝のみ12:00と14:00がありましたが
下りは小袖海岸着が 平日で12:37 15:22 17:56
土日祝が10:30と12:37なので
※休日ダイヤの下りは12:00発が7月~9月のみ
14:00発は4月から10月までの期間運行なので
それ以外の季節はタクシーかレンタカーでしか行けないのでご注意ください。
あと期間運行の時間設定からも
滞在時間は1時間半もあったら十分ってことなんでしょうね。
バスは海岸沿いの険しいワインディングロードとトンネルだらけの道を走るんですが
久慈の市街地近くまで景勝地の連続
あまちゃんのオープニングで岩だらけの小島から
たしか鵜が飛び立つシーンの岩もありました。
バスは、久慈駅の東側にある文化会館前を通過するのですが
やはりコミュティバスらしく県立久慈病院と
ドーナツ化現象なのか寂れて空き地だらけの駅前以外で
飲食店などのある”道の駅くじ”を経由してから
JR久慈駅(八戸線)と三陸鉄道久慈駅前に到着(所要時間約30分)
これこれ
この潮騒のメモリーズの看板のある駅前デパートも見たかったんだよなぁ
そしてドラマでは”北三陸駅”の久慈駅
とりあえず、これもまた旅の目的のひとつだった
夏バッバが作ってたウニ丼の見本となった”うに弁当”
を売ってないかなと覗いてみましたが
すでに完売
オバチャンに翌日の朝来るからと予約しちゃいました。
あと、あまちゃんコーナーもあり
ただ、残念ながら 軽食&喫茶リアスもスナック”梨明日”はないし
駅長の大吉っつぁんもブティック今野の夫婦も琥珀の勉さんもいませんでしたぁ
北三陸観光協会でジオラマ見たかったなぁ(笑)
とりあえず、予約していた旅館のチェックイン時間が16:00からだったのと
小袖海女センターの”うにごはん”だけでは足りなかったので
スナック梨明日のモデルと言われてる 喫茶モカへ直行
あまちゃんのロケでは
クドカンから俳優さん達も入り浸ってたお店だそうで
事前にナポリタンとたまごサンドが美味しいとのクチコミがあったので
早速注文
ナポリタンは、昔の喫茶店風そのもので美味しかったですよ
ただ、愛知生まれなので鉄板で出して欲しかったなぁ
たまごサンドは、関東風に甘い玉子焼きタイプ
豊橋生まれで子供の頃はこの玉子焼きがスタンダードだったのに
関西が長くなると、茹で卵をマッシュしてマヨネーズ合えの味に慣れちゃったかな
時刻は午後3時頃と
ピーク時を過ぎていたので
店内には、あまちゃんマラソンに参加したらしきジモピーと
あまちゃんの聖地巡礼で訪れてた様子の一人旅風の若い女の子と
喫茶店定番のオシャベリ場に使ってたオバハン達がいましたが
マスターとその奥さん(たぶん60代の夫婦)と
ジモピーの会話を聞いてたところ
その日は、開店時間の10:30からずっと大行列で
私が入店した時がやっと一息つけた頃らしく
ご夫婦ふたりともヘトヘトのクタクタになってました。(お疲れ様)
そんな会話を耳にしてたので
長居は迷惑かなと食事を終えてすぐに店を出て
駅前に戻ると 北限の海女さん風の絣姿に赤い鉢巻をしたガイドさんが
数十名の観光客をぞろぞろと連れて案内している光景にであい
去年の再放送で 自分同様
あまちゃんブームが再燃してるんだなぁと再認識
”あまちゃん”関連のイラストの描かれたシャッターを眺めながら
旅館に着いたのですが・・・
時刻は15:30前で入口に (Check in 16:00~)との札が下がっていて
諦めてしばらく周辺を歩いて時間潰ししてから
16:00丁度に戻りようやくチェックイン
実は、近所のビジネスホテルもあまり料金は変わらなかったのですが
(但し、この旅館は朝食付き)
やはり国内の一人旅には旅館が似合うなと決めたのですが・・・
今時はインバウンド観光客の需要も多いのか
コロナで感染予防に神経質になったのか
旅館らしい人情味やおもてなしの雰囲気はあまり感じられなかったかな?
(不愛想ではないんですよ。親切なんだけどちょっとビジネスライクな感じ)
冷蔵庫の中には無料のサービスドリンクがありますと案内していただきましたが
夜中にトイレに起きた時に喉が渇いたなと扉を開くと
ミネラルウォーター1本とファンタ2本のみ残ってました。(2階は満室でした)
部屋もしっかりリフォームされてるし
お風呂は大きくきれいなユニットバスが三つあり時間帯で貸切るシステムで
快適ではありましたが
部屋数もそこそこ(2階で10部屋かな)で収容人数も多いからか
昔ながらの商人宿風の旅館らしく
夜中でもトイレに行くため廊下を歩く音や隣室の話し声も筒抜けで
耳栓使うべきだったなぁとの印象でしたけど
これで朝食まで付けてもらって6,000円だから文句は言っちゃあいけませんよね。
この日も朝から移動と、あまちゃんのロケの聖地を
5時間かけて歩き回っていたため
クッタクタ
荷物を置いてから早めに飲食を済ませて宿でのんびり休もうと
居酒屋や食堂をネットで探してみると
日曜日は休業だらけ
旅館で尋ねると、やはり「日曜はあまり開いてないんですよ」と
少し離れた寿司屋や海鮮も置いてある和食の店を教えてくれたのですが
翌日、高い”うに弁当”を予約してるし
一昨日からご馳走続きで贅沢しすぎかな?と
Google Mapsで駅の反対側に”つぼ八”があるのをみつけ
またまた駅前に戻り
ついでに 翌日の移動手段やルートを決めていなかったので
バス停で長距離バスの時刻を調べ
また盛岡に戻って高いFDAかJALで帰るなんて芸がないよなぁ
と思い直し
とりあえず帰りのルートは先送りして駅前地下道で久慈駅東口へ
目的地の”つぼ八”はほぼ駅前にあって
その先には大型スーパーマーケットもあって
久慈駅前の再開発は東口を中心にするような雰囲気
まだ開店時間前でしたが
自動ドアが動いて中に入れたので尋ねてみると
大丈夫とのこと
この日も動き回って汗かきまくってアルコールを欲してたので、嬉しかったなぁ
とりあえずで生ビールを頼み
つづけて定番の出汁巻
お刺身の三種盛りで
生ビールをオカワリして
その後、冷凍レモンチューハイと追いチューハイを2杯ほど飲んだら
オヤツのナポリタンとたまごサンドでまだお腹が空いてなく
つぼ八に行ったら必ず注文する若鶏の半身揚げが届いたものの
(小樽のナルト本店を真似たメニュー)
もう入る余裕なく、持ち帰りをお願いして店を出たのがまだ17:45
大きなお腹を抱えながら旅館に帰る道すがら
久慈駅前のビックリするような激安の駐車場を発見
空き地だらけの駅前がいつ変身するのかなぁとお節介な妄想をしながら
旅館に到着
その直後、18時に時報チャイムで”潮騒のメモリー”が流れてビックリ
『久慈市ってどんだけ”あまちゃん”に依存しとんねん』 って感じ(笑)
他の泊り客は食事で出ていたようで
食休みした後にお風呂を予約して
のんびりと入浴させていただきました
気持ちよかった~
この時点で、もう早朝出発で三陸鉄道や八戸線に乗る気はなくなっていて
翌朝までしっかりと身体を休め
朝7時
夕方は”潮騒のメモリー”でしたが朝は”あまちゃんのオープンニングテーマ”の時報チャイムが鳴り響き
部屋に朝食のお膳を届けていただき 美味しくいただきました。
この久慈というところ
なんせ三陸鉄道もJR八戸線も 1日数本の運行のみ
三陸鉄道は5時代に2本と次は8時代に1本次は12時までなく
(新田老と宮古が不通で一日12本のうち3本が運休中)
JR八戸線に至っては1日8本のうえに
5時と6時代の通勤・通学用の次は9時代までなく
あとは高速バス(東京・盛岡・二戸)のみ
前日に予約した三陸リアス亭の”うに弁当”が朝7時からと言っていたので
8時代の三陸鉄道でまた宮古に出るのも面白くないし
バスで盛岡に出ても高い飛行機しかないので
八戸経由で青森に出て
当日シニア割で伊丹から帰ることにしちゃいました。
と言うことで
8時半、旅館を出て 三陸鉄道久慈駅のリアス亭で”うに弁当”を引き取りましたが
このサイズで
2,500円也
あまちゃんの夏バッバを思い出させることがなかったら
絶対に買わないだろうなぁ
この時は、次の電車は12:00までないため
ガラガラでしたが、実はこのあと9時過ぎに
またまた観光ガイドに連れられて数十名の団体さんが駅を訪れて
写真を撮ったりお土産を買ったりしている光景に目が点
”あまちゃん”が
久慈市にとってはホント貴重な収入源になってるんだなぁ
前日の夕方は人気の無かった”あまちゃんコーナー”では
若いオネーチャン二人が”潮騒のメモリーズ”やっていて大笑いしちゃいました。
そして隣のJR駅に入り
時刻を確認して
交通系ICカードが使えるかな?と思っていたら
なんと使えずキップを現金かクレジットカードで買うのみ
(因みに、三陸鉄道もワンマンカーで基本現金のみですが、県北バスはICカードが使えます)
その上、営業時間は朝9時以降午後3時20分まで
この時に知ったのですが
JR東日本では、大人の休日倶楽部パスなるお得なキップがあって
そういえば前日の三陸鉄道でも期間限定で使えるようで
秋の旅行シーズンもあって大盛況だったんだとわかりました。
待合室で改札を待つ間
久慈の名物の展示品で”まめぶ汁”をみつけて悔しかったぁ
その後、”あまちゃん”で何度も出てきた三陸鉄道のホームを眺め
”あまちゃん”の聖地巡礼旅に幕を閉じ
八戸行のワンマンカーに乗り込んだのですが・・・
車窓を眺めていたところ
青森との県境近くで”種市”なる駅があり
種市先輩を思い出してたら
駅前に変わったモニュメントがあるのに気づいたので
急いでスマホで調べてみたところ
あの南部潜りの潜水土木科がある高校が
種市高校だとわかり なんか嬉しかったですねぇ
(↓画像は借り物です)
【その⑤因縁の八戸から青森に出て家路につく編】