さて、今回は、こちらでの仕事先でもあり、滞在先もある
The Navy Yardをご紹介してみたいと思います
http://www.navyyard.org/
このHPでも説明してありますけど、米国最古の海軍工廠
敷地内にある案内板によると
第二次世界大戦当時には、約40,000の人がここで働いていたそうです。
(本日(翌日)、もう一度調べたら・・・ピーク時には約66,600人でした)
といっても、いまは軍艦の建造は行われてなくて、一部の海軍関係施設を残すものの
広大な敷地内の昔ながらの赤レンガの建物のほとんどは、
とてもお洒落でモダンに改装され、さまざまな民間会社のオフィスや工場として
使われています。
↑は、ちょっと古い空母
コッチ↓は、上よりも新しいけど、すでにどちらも現役から退き、
有事にそなえ、非常用に保管されているようです。
いずれ近い将来スクラップにされる運命にあるようですが
歴史のある建物や施設跡は、往時を彷彿とさせ
とてもノスタルジックな気分にさせてくれる 昔好きな私にとっては大好きな空間なんです
これは施設のチャペル
いまでも海軍で殉職した人達への祈りが捧げられています。
右手の建物は、たぶん元訓練教育施設
なんとなく ”愛と青春の旅立ち”のシーンが思い起こされませんか?
ちょっと前まで、建物の入り口まで芝生の広場だったんですが
最近整備されてとてもキレイになっちゃいました
これは、敷地内のデラウェア川に面した水辺
遠景なのでわかりずらいかもしれませんが、渡し船の乗り場なんです
いまはもう使われていませんが、建物に国道の標識があり
ここが対岸のニュージャージーへの交通の要所であったことがわかります
(って大げさに書いたけど、ここへの通勤用の交通手段のひとつだっただけかもしれません)
これは、同じくウォーターフロントに建てられた瀟洒な住居
きっと海軍の高官用の官舎だったんだろうな~
いまは、テナントとして貸出ししていて、会社のオフィスなどとして使われています。
職場でみんなが話しているのを聞くと、アメリカ人にとっても 垂涎の的のようです
これはいまは使われていない工場跡
海軍の制服とかの縫製工場だったのかなぁ~? って
またまた空想がひろがります。
なにげに歩いていたら、独特の薫りが・・・
こちらではギンナン食べないんでしょうね
山ほど落ちているのに 誰も拾わないみたいです
↑ これは敷地内の消防局
街中の消防署も たいがい古びたレンガ造りですが いい感じです
これは、敷地内のメインストリートにある建物。
モダンに改装されて、デザインオフィスになってるようです。
石造りの建物は、どんなに古びても元が頑丈なので見栄えがしますよね
あの厚みのあるレンガをいま人力で積もうとおもったら・・・
とてつもない高額になるでしょうネ
さて これは 何の建物でしょう?
って、次にしっかり答えがひかえていますが、
これがコンプレックスの最高司令塔だったようです。
ほとんどがレンガ造りのなかで、ひときわ目立つ高級そうな石造りの建物なんですヨ
これは、またさきほどとは別の学校のような建物
手前の広場も、さまざなな行事に使われたんだろうなぁ。。。
施設には、さまざまな場所に岸壁というか、係留ドックがあって
現役から退いた軍艦が静かに眠っています。
中央左手よりにある井桁のようなのがある場所が、私の仕事先
敷地がどのくらい広いかおわかりいただけるかなぁ
これは、ゲート裏にある建物
左の日陰にあるのは高射砲です。 飾り物のオブジェになってますけどネ
これは、たぶん昔のプロペラ機だった時代の空母の発着訓練用管制塔
Google Mapで、 1000 Kitty Hawk ave. で地図検索して
航空写真にすると、元の空母の滑走路の形をしたコンクリートの跡がみえます。
いまはすっかり駐車場になっちゃってますけど(笑)
これは、私の仕事場の入口の国旗と会社の旗
給水タンクの文字は (Philadelphia Navy Ship Yard)だと思います。
メインの事務所は昔のレンガづくりのビルを改装したものですが、
その他の事務所は、このタイプの移動式簡易オフィスがほとんど
この辺りもアメリカ的な感覚なんでしょうね
あと数日で、Launchなので、最終点検中
さほど大きなサイズではないんですけど・・・
ドック内のハシゴ部分の上から2段目くらいに人間がいるのがわかりますか?
これは、次に造っているヤツです (えへへ、いまさら直接表現を避けたりして)
井桁(クレーン)の拡大図です。 大きさがわかりますか?
数年前まで、時代に取り残された とってもレトロな場所だったんだけど
施設の有効利用が決まったようで、インフラがどんどん整備されだしました。
もしかしたら数年後には、新しいオフィス街になっちゃってるのかもしれません
ライトアップされた紅葉が そこそこキレイだったので写真に収めてみました
男性だったら 聞き覚えがあるかもしれません
空母 ”キティホーク”って名前
どちらが先なのかわかりませんが、あの空母がここで造られたことだけは
たしかなようです。
さて、今回の仕事もほぼ終了
週末までには帰れるかなぁ
でも、しばらくすると また来たくなっちゃうんですよ
もうここ5年ほど通っている土地で
最初の頃は 年に5回ほど いまでも年に3度は訪れている地なので
第何番目かの故郷みたいなんです
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