豪暮らしの覚え書き

日々の暮らしの覚え書き。

10年前の2011年

2021-01-05 | 日記

新年早々ですが・・・。

10年前の2011年は色々あり、私にとって大変忘れられない年でした。

1つは何といっても東日本大震災。東北出身の私には本当に信じられない出来事でした。

海外に住んでいるし情報も少なく仕事が手につかない状態でした。

当事者でもないのに今でも『震災』という文字や聞くだけで心臓がドキドキします。

 

2つめはニュージーランドのクライストチャーチ地震。

ワーホリでニュージーランドに住んでいた(オークランド)時に行ったことのある場所。

大聖堂でフラワーフェスティバルが開かれていて本当に綺麗だった。

その大聖堂も崩壊。今では写真でしか見ることが出来ません。

 

3つめはクリスマスとお正月を日本でと思い、2010年のクリスマスに久しぶりに冬に一時帰国しました。

正確にはクリスマスに帰国予定だったのに、

当時クリスマス(特別な祭日)は空港行のバスが運休という事を知らずに飛行機に乗り遅れました。

幸い翌日に変更でき無事に帰国できました(翌26日も祭日だがバスは運行)。

今でも一時帰国が決まるたびにこの飛行機乗り遅れがトラウマで夢で何度も飛び起きます 笑

そのクリスマス前から雨続きのQLD州、お正月を日本で過ごして帰宅しても雨続き、

そして大洪水になりました。本当にあの洪水は酷かったです。

幸いうちのユニットは高台にあるので被害はありませんでした。

 

全編英語ですが映像で酷さがわかると思います。

どれも衝撃映像ですが、

32:55 サムネのサンコープスタジアムがプールに見える衝撃映像。

 

4つめは日本の震災がきっかけですが、心配で仕事が手につかず、

会社からの提案で病気休暇(この国は病気で使える有給がある)を使えるようにしてくれて、

その後も仕事を自宅でしていいと。

この自宅での仕事が本当に自分に合っていて、結局3ヶ月後にそのまま独立することにしたんです。

独立準備が大変だったけれどあの時に独立して本当に良かったと思う。

 

最後はうちのネコちゃんがうちの子になった事。

今住んでいるユニットに引っ越して(2005年1月)から半年位経った頃かな?

無防備にリビングにある裏ドア(セキュリティードアが当時は付いていなかった)を開けてソファーで昼寝していたらお腹に乗って寝ていたんです!!

それから良くうちに遊びに来てくれていたのです。外で仕事行く時とか帰りに待っていてくれてて・・・。

7月にユニットオーナー(大家)からお隣さんが引っ越すという事を聞き、

ネコちゃんにもう会えなくなってしまうと、すごく悲しくなりました。

ところがお隣が引っ越した翌日、なんとネコちゃんがうちに来たんです!

引っ越していないのかと思って大家さんに聞くと引っ越したと。

でもネコちゃんがまだいることを伝えると大家さんが彼らに聞いてみると。

そしたらなんとネコちゃんを置いていったという。

お隣はカップルで、でも別れてお互いがお互いの猫だろう自分の猫ではないと。

こんな酷い話ありますか!!何年も何年も一緒に暮らして自分の猫じゃないなんて言えます???

大家さんが日本でいう所の保健所に連絡するというので私が引き取ると。

ペット不可だけど犬が不可なうちのユニット。猫は大丈夫なのですんなりうちの子になりました。

今でもそのカップルに怒りを覚えると同時にネコちゃんを置いていってくれてありがとうという感謝の気持ちがある。

それと同時にこれは運命だったのではないかとも。

動物病院の先生やスタッフ、待合室で合った人たちとネコちゃんの話をする機会があるとみんなが「ネコちゃんラッキーだったね。幸せだね」っていうけれど、ラッキーで幸せなのは私の方です。

本当に大好きなネコちゃんだったので一緒に暮らせてとっても幸せです。

 

辛く酷い事も多くあった2011年。あれから10年。

10年ひと昔と言いますがつい最近の事のように思い出されます。