書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

閑話休題   紹太寺の「しだれ桜」

2011-04-13 13:39:19 | Weblog
まさに、今、春たけなわです。
やはり春はさくら、お花見です。
カンチュウを啜りながら、オデンをつまみながら、桜を眺めれば極楽です。
日本中、至る所にサクラの名所があります。
京都の東福寺、今年は行けませんでしたが、たぶん、今日辺りは満開でしょう。
東京では上野、千鳥ヶ淵公園、でしょうか。
あと、高野山とか日本中の彼方此方に多くのサクラの名所があります。
その中で私が一番に上げたいのは長興山紹太寺の「しだれ桜」です。
【我こそ☆】春になるとしたくなることってある?
と言えば何と言っても紹太寺の「しだれ桜」見物です。
紹太寺は小田原の近くの入生田と言うところに有ります。
地元の人以外には余り知られ無っかのですが、最近、県外からも訪れる人が多くなったようです。
紹太寺は小田原城主だった稲葉一族の菩提寺です。
山門跡、伽藍跡などからみて壮大な規模のお寺だった事が想像でします。
長い長い急な階段を一歩一歩登って行くと春日局のお墓に辿り着きます。
その右手の谷を越えたところに「しだれ桜」が悠然と、あたかも、鳳が羽を広げた様に佇んでいます。
茶店の番台に座って、日本酒をチビリチビリやりながら巨大なしだれ桜を仰ぎ見る、
至福な時を過ごしました。