書の歴史を臨書する

古今の名磧を臨書、最近は米フツ。
時折、気の向くままに漢詩や詩、俳句などを勝手気侭に書いております。

おばんざい

2011-04-17 20:59:51 | Weblog
京都へ行くと必ず寄る店がつ有る、正確には有った。
四条の橋の近くのおばんざいの店だ。

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何時もそに寄ってカウンターに並んだおばんざいを眺め回しては、
「あれ」「これ」と指差して熱燗をチビリチビリ啜りながらママさんとお喋りする。
カラシレンコンが特に好物だ。
底抜けに明るいママさんで、しかも、話をそらさない。
いい気持ちに成ったところで、ゆっくりと高瀬川沿いに三条迄行って、
鴨川沿いに心地よい夜風を浴びて戻って来る。
京都へ来たらそれが欠かせない習慣だった。
二年程空いてそのお店を訪ねたらお店の名前が変わっている。
一寸覗いてみようと暖簾の前に立ったが、どうも雰囲気が違う、合わない。
京都へ行く楽しみが一つ減った。
京都の悪友にそんな話をしたら耳寄りな話を教えてくれた。
「騙されたと思って行ってみな」
京都 おばんざいの老舗「れんこんや」と言って本場もんの「からしれんこん」が食えるのだそうだ。
次の機会には必ず寄ってみようと思う。