マサムネ、死す。

　今日は晴れ。だが最高気温が11度ほどだったので寒かった。いつものやつは撮り忘れ。



　金崎の灌注していない３ハウスの灌注をしておく。



　これで明日の穴開けは完璧。



　家の前でマサムネが車に引かれたらしく、死んでいた。

　３か月ほど前だったと思うが突然家にやってきたので餌をあげた。数年前から近所で見かけていた野良猫で片目だった。その姿を見るたびに頑張って生きているなあと思っていた。我が家に来た時には数年前に見かけていたような姿ではなく、ほんとにやつれた感じになってしまっていたのだが、あげたエサを食べるとどこかに行ってしまって、次に来たのは一か月ほどたってからだった。
　来れば餌をやるようにしていたのだがよく来るようになったのはこの１週間ほどのことだった。うちから寝床に帰っていく姿は堂々としていて、立派なオスの野良という感じが見ていて気持ちよかった。
　どこか人馴れがしていて寄ってきて鳴いて餌をねだるところはまるで飼い猫のようだった。片目でもう一方の眼も白濁していて、おまけに左の前足も少し引きずっていたので、もう少し慣れてきたら病院に連れて行ってみようと嫁と話していたところだった。

　まだ少し暖かい体を新聞紙で包んで紙袋に入れて畑の隅に埋めておいた。最後にまだ生きているのではないかと思って心臓は動いていないかと思い何度も触って確かめたが少しづつ冷たくなっていった。

　うちに来なければ死ななかったのではないかと思った。来るたびにたっぷり餌を食べさせていたのでひもじい思いはさせていなかったと思って自分への慰めとした。

　マサムネよ、立派な姿をありがとう。土に還ってゆっくり休んでくれ。さようなら。